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ももチョコがゲームからもらったものとゲーマーの未来【3】

【GAMERS LIFE】ももチョコがゲームからもらったものとゲーマーの未来【3】

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すべてゲームから学ばせてもらっているからこそ考える、ゲーマーの未来

── 少し話は変わりますが、格闘ゲームをやっている人口は少しずつ増えている印象はありますか?

ももち:増えてきている印象はありますね。

── 去年、一昨年は、ストVについてはときど選手が抜群の強さを見せていたように思いますが、次この選手が来そう!という選手はいますか?

ももち:自分のチームの選手ですかね(笑)自画自賛になっちゃいますけど(笑)

チョコ:そう思うからスカウトしているので(笑)

ももち:今プロチーム「Fudoh(不動)」は6名いるんですが、ハイタニ藤村という選手は、元々活躍している選手なので、引き続き活躍すると思います。さらに4名が若手枠ということで、大谷ジョニィ、ヤマグチ、ハクという選手がいます。16歳が2人と20歳、21歳ということで、なかなか海外に出るプレイヤーじゃなかったので、彼らは海外を経験することで伸びてくる選手かなと思いますね。チェックしておいてもらえれば、ツウぶれる可能性がありますよ(笑)1年後、2年後に「わしが育てた」って皆さんに言ってもらえるんじゃないかと思います(笑)

▲プロチーム「Fudoh」の6人。左から、ヤマグチ、大谷、藤村、ハイタニ、ハク、ジョニィ(敬称略)。今後の活躍に期待だ。

▲忍ismにはスプラトゥーン2の女性チーム「花鳥風月」もあり、花組にはこもも、かまぼこ、ドスコイ☆花子、あくとりおん。月組にはあさい、しをたん、りぃ、りょく。ストリーマー部門にはとっとこトラこうが所属しており、現在9名で元気に活動中だ。

── 最近eスポーツがもてはやされてはいますけれど、それについてはどう考えていますか?

チョコ:もてはやされているのは良いとしても、現状手放しでは喜べないというか。

ももち:上っ面だけじゃだめだよねというのは、どうしてもありますよね。スポーツ、競技だと言ってますけど、ゲームの面白さってそれとは違うところのおもしろさもあるじゃないですか。誰でも出来るとか、夢中になって遊べるとか。

やはりeスポーツと言うと、「競技性」「プロプレイヤー」「賞金」とピックアップされがちで。でもeスポーツはゲーム。ゲームが本当に好きな人は「eスポ―ツ」という言葉に拒否反応を示す人が一定数いて、大多数が賞金の部分だと思うんです。確かにゲームは競技性のある素晴らしいスポーツだと思うのですが、気軽に遊べるゲームの良さも忘れないで欲しいなという。平等に楽しめる部分とeスポーツを合わせて、どんどん取り上げてもらい認知されて欲しいなと思いますね。

── 親御さんが「ゲームなんて」という目で見ることもありますが、「eスポーツ」というスポーツ文脈だと少し解消されるのではないかという考え方もありますよね。

ももち:そこはプラスの所ですよね。

チョコでもゲームだけやってちゃいかん、と思いますよ。

ももち:ですね。それを隠れ蓑にしちゃいけないですよね。eスポーツっていうのがあまりに認知されると、子供が「ゲームをやり続けてれば賞金1億円だから、僕は勉強もせずにゲームをやるんだ」と言って、親も「一億円かぁ、じゃあそこを目指しなさい」っていうのも違うじゃないですか。部活動で子供が野球をやるとなったら、全員が全員プロ野球を目指すわけじゃないし、親は部活動で野球をやることは、プロ野球選手になるだけじゃないプラスのこともあると理解しているからやらせている。

それはゲームも一緒で。ゲームをやること、eスポーツを目指すことも悪いことじゃないし、それが親に認識されることもいいことなんだけど、ゲームの楽しさだったりとか、eスポーツの選手にならなかったとしても、ゲームをやったことが人生のプラスになったらいいと親が理解してくれたらいいなと思うんですよね。そこで初めて良い認知がされたということだと思っているので。そういう点で、今はまだ上っ面の部分ですよね。

── 確かにその通りですね。お2人はゲームを通してどんなことを得ましたか?

ももち:子供の頃からずっとゲームセンターで年上の人たちと関わってきたので、社会勉強ですね。年上の人とのふれあい方はゲームセンターで学んだことです。プロになってからは勝負の厳しさについて、特に勝ち負けが自分の人生に影響するわけなので、そこはすごく学びましたね。

チョコ:人付き合いの部分もそうですし、ゲームを仕事にすることでビジネス的なこと、特に社会人としてどう振る舞えばいいかというところも学ばせてもらっていますし、すべてがゲームから学ばせてもらってますね。

ももち:自分らにゲームから何を学んだかって聞かれると、ゲームしかやってこなかった人間なんで、ほぼ全てなんですよね(笑)

チョコ:ゲームに育ててもらってる。

── ゲームに育ててもらったということで、このゲーム業界の中でどういう役割を担っていきたいですか?

チョコ:今やっているところの拡大が主にはなってくると思います。ゲームやeスポーツの偏見を、改善したり普及に貢献できればいいかなと思っていますね。

ももち:まわりの人達から拡げていって、それが結果大きいものになるといいと思います。

── 今後の目標は?

ももち:プロチームの選手達が活躍してもらうこと。プラスで自分も活躍すること。もちろん僕は世界を目指しますけど、それと同じくらい、プロチームの選手たちが世界大会優勝とかを成し遂げてもらえるといいなと。

チョコ:今年の1月は少し悩んでいた時期もあったんですが、今はエンジンがかかって。ストリートファイターVにブランカも出たので、俄然やる気です。今の目標はたくさんのゲーマーと会いたいですね。大きく言うと、100万人のゲーマーとつながりたいです。世界を巻き込んで、ゲームの良さを共有していきたいです。

誰でも分かるももチョコ簡易年表【〜2018年初頭】

※主要な大会と取材、事業内容をまとめたものです。

ももちチョコ
1995ゲームセンターに
通いはじめる
1997ストⅢに出会う
2008ストⅣに出会う
2009優勝:4回
準優勝:1回
2010優勝:5回
準優勝:3回
優勝:1回
・マゴ選手を倒し
一躍有名に
2011優勝:3回
準優勝:4回
・EG所属プロゲーマー
準優勝:1回
・EG所属プロゲーマー
2012優勝:3回
準優勝:3回
2013優勝:3回
準優勝:3回
2014優勝:5回
準優勝:2回
・拠点を東京に移動
・拠点を東京に移動
2015優勝:4回
準優勝:5回
・忍ism立ち上げ
・結婚
・日本テレビ「ズームイン!!サタデー」に出演
・忍ism立ち上げ
・結婚
日本テレビ「ズームイン!!サタデー」に出演
・日本のスゴイ女性100人に選出
2016優勝:2回
準優勝:3回
・選手育成企画始動
・楽天FM「チョコラジ!」がスタート
2017優勝:4回
・Echo Foxに移籍
・スタジオスカイ開設
・JAPAN CUP 2017を主催
・NHKドキュメンタリーに出演
・Echo Foxに移籍
・スタジオスカイ開設
・JAPAN CUP 2017を主催
・NHKドキュメンタリーに出演
・集英社にて連載コラムを開始
・P2G結成
2018・プロゲーミングチームを結成
・映画「リビング ザ ゲーム」が劇場公開
・プロゲーミングチームを結成
・映画「リビング ザ ゲーム」が劇場公開
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