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東大生たちが考える、ゲームとの向き合い方【1】

【GAMERS LIFE】東大生たちが考える、ゲームとの向き合い方【1】

最終更新 :

今回は東京大学LoLサークル(以下、東大LoLサークル)の現役チームにインタビューを決行。様々な可能性を秘めた5人は、リーグ・オブ・レジェンドを通して何を得てきたのか、そして今後のサークルの方針や未来のeスポーツについてなど、現役大学生が今考えていることをお伺いした。

プロフィール

東京大学LoLサークル

大学東京大学メインのリーグ・オブ・レジェンド公認インカレサークル。2017年は、リーグ・オブ・レジェンドの大学対抗戦「All Campus Series」で優勝を飾り、学生世界大会でも準優勝の成績を残す実力派集団。初心者からチャレンジャー、ARAM狂まで様々なメンバーで活動中。東大LoLサークルは、オフラインイベントが豊富にあることも特徴で、週1回のペースでオフライン部活、不定期で交流会などのイベントを開催している。

KamesaN

東大LoLサークルの現リーダー。好きなチャンピオンはヴェル=コズ。ポジションはADC。現在、新歓やサークル運営を主に管理している。

Vashyron

東大LoLサークルインカレメンバーであり、リーグ・オブ・レジェンドの実況者でもある。好きなチャンピオンはバード。ポジションはジャングラー、ミッド。ゲームでは、全体を見る役割を担っている。

Halbida

東大LoLサークルのメンバー。日本サーバー順位はこのメンバー内最強の168位(2018/4/7時点)。好きなチャンピオンはタリック。ポジションはサポート。自身をARAM狂と位置づけている。

orenokati

東大LoLサークルのメンバー。この中では、リーグ・オブ・レジェンド歴が一番浅い。好きなチャンピオンはモルガナ。ポジションはサポート。東大LoLサークルが日本一になったのをきっかけにサークルがあるのを知り、入部。

pureheart player

東大LoLサークルインカレメンバー。周囲からは乗せれば強いと呼び声が高いプレイヤー。好きなチャンピオンはフィオラ。ポジションはTOP。ファイター系のチャンピオンを駆使し、野生のカンを頼りに突き進む。

リーグ・オブ・レジェンドはどんなゲーム?

リアルタイムストラテジー(RTS)のオンライン対戦ゲーム。チャンピオンと呼ばれる様々な特性をもつキャラクターを駆使し、基本的に5VS5で2チームが対戦をする。2009年から現在まで世界規模で楽しまれているPCゲームだ。プレイしているゲーマー人口は世界で9000万人と多く、根強いファンを獲得している。

ゲームをもっと知りたい方はこちら

東大LoLサークル ロングインタビュー

勉強とゲームの両立方法とは「努力する前の努力が大切」

── 小さい頃からゲームはやっていたんですか?

Vashyron:僕は、ずっとスポーツをやっていて。幼稚園でサッカー、小学校で水泳と野球、クラブで陸上と卓球。中学は野球を続けて、高校はテニス。もともと誰かと競うということは好きだったんですね。周りがゲームをやりだしたころから、初めてパワプロくんで対戦ゲームをやりました。それで対戦ゲームって楽しいよねと、いろいろゲームをやっていくうちに、ハマっていきました。

高校になってパソコンを買ってもらって、PCゲームで出来るゲームがあるんだと知って、そこからどっぷりハマっていったというのがあります。スポーツの方もそこそこ出来ていたので、レギュラーを獲ることもあった。ただ、人と違うことをやりたい意識があって、野球をやっていた頃もみんながバッティングを極める中、僕はひたすらバントを練習するっていう(笑)100%決まるくらいの確率を狙って。

みんなとは外れているんだけれど、必要とされる枠が好きなんです。なので、ゲームもテレビゲームじゃなくてPCゲームで、尚且つ日本じゃできないゲームをやろうと。当初、リーグ・オブ・レジェンドには、日本サーバーがなかった。友人が1人北米サーバーやっているらしいと言う話をきいて「じゃあやろうかな!」と始めたのがきっかけですね。王道じゃなくて邪道に行きたがる感じの性格だったので、そこでマッチングしたんだろうと(笑)

KamesaN:僕あんまり小さい頃のことを自分で覚えていないんですが、親が言うにはあんまり人と話さないような子だったらしいです。物心ついたくらいからゲームはやっていて、姉がやっているのを横で見て、一緒にやるような子でしたね。ゲームボーイカラーのポケットモンスタークリスタルをやっていた記憶があります。それから、任天堂のゲームをずっと買っていて。PCゲームをやり始めたのは確か、中学生くらい。

── それは早いですね。

KamesaN:仲いいグループの子たちがいて、一緒にやっていたんです。そのときに3つくらいのタイトルのPCゲームをみんなでやっていたんですよ。その後、確か中3か高1くらいのときにリーグ・オブ・レジェンドに誘われてやり始めました。最初はそんなにハマらなくて。このゲーム難しいなぁと思って、あんまりやらなくて、そこから少し空けて、やるようになった感じです。

Vashyron:LOLプレイヤーあるあるですよね。一回やめる(笑)

KamesaN:高1、高2くらいはけっこうやってて。受験を挟んじゃったので、1年くらいやっていなかったのですが、大学に入ってからまたやり始めたという感じです。

Halbida:僕は3歳年上の兄がいるんですけど、ずっとその兄と遊んできました。ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスとかは家に常に2機あったし、当時は通信用のケーブルがあって、常備していつでも2人で対戦ができる環境でした。また、それとは別に中高一貫校では、その中にまたゲーム好きなグループがあって、そのグループ内でゲームをしてましたね。マインクラフトや国産のMMOを、Skypeを通じてみんなで一緒にやるという。

それで、ある時中学3年生くらいのときに、当時リーグ・オブ・レジェンドを北米サーバーでやっていた人物から、「お前このゲーム神ゲーだからやれよ」って言われて。その時からグループ内はリーグ・オブ・レジェンドを常にやるっていうのがブームで、そこからずっとやってます。未だにその人たちとは夜な夜なdiscordでつながって夜3時までやるという。昔はリーグ・オブ・レジェンドの1つのゲームモードが4時までという時間制限があったので、その時は時間制限いっぱいまでやれというRiotからの仰せだということで、その時間までずっとやってましたね(笑)

── じゃあ中学校の頃からPCゲームにはそれなりに親しんでいたんですね。

Halbida:そうですね。中学からPCゲームをガッツリやってました。

── そのゲーム環境は家にあったんですか?

Halbida:中学2年くらいの頃から、親が単身赴任で海外に行ったので、その関係で祖母の家にお世話になっていたんですが、祖母の家にはパソコンがなかったので、パソコンがないのはまずいだろうということで、親がノートPCを与えてくれたんです。それがあったために家に帰るとすぐに起動して、勉強を全くせずにゲームばっかりしていました(笑)

── orenokatiさんは?

orenokati:小さい頃はすごく本が好きで、小学校に図書館があるじゃないですか。通っていた小学校は貸出ランキングが貼り出されるんですけど、そのランキングに載りたくて、毎日本を2冊ずつ借りるみたいな生活をしていました。親がゲームに肯定的ではなくて、僕自身もゲームがやりたいということもあまりなかったので、小学校の時とかは全然ゲームはやってなかったんですよ。

でも中学校とかにあがってくると、周りの人がみんなゲームの話ばっかりしてて、どうしてもゲームやりたいっていう想いが日々募っていて、それで親に「お願いします!」って言ってニンテンドーDSを買ってもらいました。ポケットモンスターのダイアモンドパールを始めて、それで「これは楽しい!ゲームって楽しい!」となったんです。ただそんなにタイトルはいっぱいはやってこなくて、数少ないゲームをずーっとずーっとやり続けるっていう生活で、ずっとニンテンドーDSとPSP以外の機種に触ったことがなかったんです。

大学に入って、授業のために親にパソコンを買っていただきました。自由に出来るものが手に入ったら、やっぱりゲームしたいなって思っちゃって(笑)これはゲームをやるしかねーなとなって、調べたんですよ。検索ボックスに「PC ゲーム」みたいな感じで入れて。いろいろ見てたんですけど、その中で「League of Legends」ってすぐ目に止まったんです。で、世界で一番人口が多いRTSゲームですって出てて、ちょっとやってみようと思ってやったんですよ。そしたら本当に難しいゲームで。めちゃめちゃとっつきづらくて、すごく難しかったんですけど、自分はけっこう負けず嫌いなところもあって、負けると「これは俺、やらなきゃ。このまま逃げたらここで心に傷が残ってしまう」と思って、そのままずっとやり続けてた。気づいたらそれなりにいけるようになって、大学でサークルもあるんだということを知って、サークルに入ってって感じです。

── じゃあこの中では一番歴は浅いのかな?

orenokati:どうでしょう?pureheart playerくんは分からないですけど、僕は大学入ってすぐ始めたわけじゃなくて、1年の夏頃に始めたので、これで1年半くらいやってるのかな?

pureheart player:それでそんなにレート高いんだ。

orenokati:一時期すごいやってたから(笑)1年の夏休みとかすごいやってた。

pureheart player :僕幼少期は、すごい変な子で。雨が降って水たまりが出来たその中にダイブするような子でした。5歳のときにポケットモンスターサファイアを買ってもらって、毎日30分だけやっていて。小学校にあがって、Wiiが発売されて、放課後は誰がの家に集まってそれで遊んでいましたね。そこでスマブラをよくやってました。自分で言うのもなんですが、対戦ゲームは才能あるかもしれないと思っていて

それで中学生にあがって、マリオカートのふうせんバトルをやっていたんですよ。ひたすらやりこんでましたね。その後、中2でポケットモンスターと出会ってしまって、人生が変わりました(笑)寝る時間以外は、授業中もずっとポケモンのことばかり考えていて。一時期すごく強くて、世界ランキング10位以内に入ってました。2年くらいその生活を続けていて、そろそろ勉強しなきゃと思いつつ、ポケットモンスターXYはやっていて。ずっとポケモンばかりやっていたので、他のゲームはほとんどやってこなかった。

高校生に上がって1年か2年くらいの時には勉強したんですけど、ちょっと疲れてきて、高2の12月になんかネットサーフィンをしていたら、「League of Legends」っていうゲームがあるのを知ってしまって。インストールして30レベルまで2週間で上げきりました。ハマりまくって。

Vashyron:前は今の倍かかってましたよね。今は全力でやると1週間ちょいで上がります。ただ、1日5、6時間やって1週間ちょっとなので、学校行きながらで2週間ちょっとでやるのは、相当すごいですね。

pureheart player :学校行ってる時間以外全部やってたんですよ。一応受験期は、それでも一日3時間くらいに抑えてやってました。3ヶ月でゴールドランクまでいったんだけど、プレイ数が減っちゃったので、レートが上がらなくなってしまって、「1日10時間くらいプレイしたいな〜」と思っていました。

その後、4月に日本サーバーで友達を見つけて、今の学校のサークルを見つけて入ってプレイしていたんですが、その後はソロプレイヤーとしての道を辿りました。当時はプラチナランクにでとまっていたんですけど、東大LoLサークルに3ヶ月前くらいに入ってから、突然プラチナ1からチャレンジャーまで上がって。

けっこう僕メンタルが弱くて、2回くらい負けると、今日はもう回さなくていいかなって思っちゃうタイプなんですね。でも、ここに入ってから、Kameさんとかめちゃくちゃメンタル強いんですよ。メンタルの保ち方を皆さんから学んで、メンタルが強くなったおかげでレートが一気に上がりました。

Vashyron:一緒に1、2戦やっただけで、この人乗せれば強いなってことがわかったんで(笑)

orenokati:やっぱりプレイスタイルも合ってるって感じるよね。スマブラが好きだから、ファイター系のチャンピオンを使うとか。

── 今現役の学生じゃないですか。入るための勉強とゲームってどのくらいの割合でされていたんですか?

Vashyron:実は僕は今専門学生なんですが、一度大学に入ってるんです。龍谷大学っていうところです。私立で一番授業数が多い大学で。僕はリーグ・オブ・レジェンドやeスポーツで活動したいから、今は大学をやめて情報系の専門学校に行っているんです。受験勉強はちゃんとしてました(笑)

── 受験勉強期はリーグ・オブ・レジェンドと勉強をどのように分けていたんですか?

Vashyron:僕はもう完全に塾に行った時は勉強する、家に帰ったら全部ゲームする、っていう生活でしたね。切り替えができないタイプなんで、場所で切り替えてました。多分牢獄に閉じ込められないと、勉強一切しないタイプなので。携帯とかも全部触らない、シャットアウトな環境で勉強する。それで、勉強しない時はガッツリゲームのことしか考えない。

── うまいですね、そう考えると。

Vashyron:それをしないとできないんですよね。家で勉強するっていうことがどれほど苦手かという話で。偏差値は中学3年生の夏まで、40ちょっとで。偏差値60くらいの偏差値の高校に行ったらパソコン買ってあげるよって親に言われて、1ヶ月間、朝の8時から夜の11時までずっと勉強をして偏差値が65くらいまで上がったんです。

── ポテンシャルはあったと!

Vashyron:自分で言うのもなんですが、ポテンシャルはあるんですけど、単純に気持ちの切り替えが苦手なんだと思います。場所で強制的に切り替えるしかない。授業もけっこう苦手なんですよ。自分のペースでやりたい。授業中は別のこと考えてます。自主勉になったら頑張る。あとは僕の場合人が必要ですね。誰がと競う事によって勉強も上がっていきます。友達とこの教科のここまで暗記しよう、と。で、お互い問題を出しあって、点数を取ろうという作戦です。誰かと競うことが好きなんで、競う相手がいないと勉強もできない。ただ勉強も競えれば楽しくて、朝の8時に塾に行くのが楽しみでしょうがなかったです。友達と点数があーだこーだって言って。

── そこもけっこうゲーム感覚なんですか?

Vashyron:多分ゲームですね。自分の特性が分かっていたんで、そういう勉強方法を見つけましたね。

── 自分の特性をその年ですでに分かっているのが素晴らしい。

Vashyron:僕の中二病はどちらかというと大人の方向に向かっていて、あーこいつらガキやってんな、みたいな(笑)

── KamesaNさんはどうですか?

KamesaN高3からはほぼ全くゲームはやらなかったです。どうせやったら自分でダメになるのが分かっていたので。本当に0ですね。中3高1くらいからある程度成績が伸びて、ちゃんとやったほうがいいなっていうのは分かってたので。

── 東大を目指そうっていうのはどのタイミングで考えていたんですか?

KamesaN:それは曖昧で。なんとなくだったんですよね。勉強の話でいうと、自分は数学が本当にできなくてガチガチの数学をやっているところ、例えば東工大とかは行けないだろうなと思っていました。理系なんですけど、数学はできない。それなら、総合的に見てくれるところの方がいいなと。

── ゲーマー仲間もけっこういるって言ってましたが、その受験期の時だけは友達とはどうしてたんですか?

KamesaN:普通に話してましたよ。クラスが違うこともあって、険悪になるというのはなかったです。ゲームでつながっていたわけじゃないので。ただ、ずっとゲームをやっていた友達はみんな第一志望落ちてましたね……(笑)

── Halbidaさんは?

Halbida:僕が本格的に勉強しないとなって思い始めたのは高2の秋で、それまではゲームが大好きで、勉強なんてほぼやっていなかったです。国語の偏差値なんか30とかそのくらいだったんですけど、高2の秋くらいにそろそろやばいぞって親から言われて、そこで区切りをつけました。僕もVashyronと同じように家にいるとPCをつけてしまうので、自習室を借りて、昼間の間はずっと自習室に引きこもる、そして夜は家に帰って寝るだけという生活にしていました。

高2の秋から受験期までは一切リーグ・オブ・レジェンドを触らないようにしていましたね。……たまにちょくちょく触ってしまっていたんですけどね(笑)起動すると友達がいてやってしまうので、なんとかそれを絶って。それでも東大に受験した1年目は、2点差で落ちてしまったんです。2点の層がけっこう厚いんですよね。0.何点で落ちてる人もいるくらいなので。一回他の大学には入ったんですが、悔しくて、秋口から休学して、それでもう一回先程の生活を繰り返してなんとか入れたという形です。

── すごい!orenokatiさんは?

orenokati:僕は高校時代はゲーム好きだったんですけど、みんなほどずっとやってるとかではなくて。すごく好きなゲームがあったんですが、それも毎日数時間もやるっていうゲームじゃなかった。親に私立の中高一貫校に入れてもらったので、そこでちょこちょこ勉強しながら、定期テストも最上位を取ろうとは思ってないんですけど、下位は嫌だなって思っちゃうタイプで、真ん中より少し上にずっといました。

その生活を維持して、大学も出来るだけ高いところを受けたいなと思っていたところ、親がすごく理解があって、「浪人1回までだったらしてもいいよ」と言われてたので、だったら出来るだけ上のところ1個は受けようって思って、東京大学を受けることに決めたんです。ただ、塾が嫌いで。通っていた塾の自習室が四方真っ白な壁でドアしかないっていう。この部屋怖いなって思って、本当に行くのが嫌で。なので、勉強は家でやってました。受験期も、大体高校時代の1、2年と変わらない生活をしてて。朝起きて勉強して、あんまり家の中いてもしょうがないから散歩して、夜ちょっとだけゲームして、今日も1日平和で良かったな、という。さすがに直前期は本当に間に合わないかもしれないと思ったんですけど。

── 勉強はどのくらいやっていたんですか?

orenokati:そうですね、高校3年になってから、学校があるときは3時間くらいじゃないですかね?学校なくなってからは、1日8時間くらいかと。8時間は寝て、8時間は勉強して、残りの8時間は好きなことに使って。直前期は気合が入れば10時間とか、そのくらいやっていたと思うんですが。

── 充実した生活を送ってますね。pureheartさんは?

pureheart player :中学受験の時は3年間塾通ってて、結構真面目だったんですよ。学校帰ってきて、塾がある日は30分だけスマブラやって、その後に塾に行って、帰ってきたらまた30分だけスマブラしてっていう生活で。ただ、入ってからはすごく成績が悪くて、中1の最初のテストは下から4番目でした。高校になった時も400人に学年が増えたんですが、350番くらいで。このまま終わるのかなって思ってたんですよ。

でも、どうせだったら勉強も嫌いなわけじゃなかったので、どうせだったらやってみるかと思って始めてみたんです。1日5時間くらいかな?でも1日3時間くらいはゲームして。とはいえゲームが好きすぎるんです。やらなきゃいけないとなったら勉強も出来るんですけど、やっぱり優先順位として圧倒的最上位にゲームがある。勉強は、リーグ・オブ・レジェンドのリプレイを見ながら何が悪かったのかを分析するのと一緒で、自分に何が足りないのかを分析して、じゃあどうすればできるのかを順序だてて実行するということをやっていました。

Vashyron:実際そこは似てるよね。PDCAサイクルを回すというか。

orenokati:それが一番大事じゃないですか。勉強は努力する前の努力が必要って、先生に言われたことがあって、ガムシャラに目の前の勉強に取り組むんじゃなくて、どういう方向に努力をするかを考える努力をすることが大事だっていうことですね。

pureheart player :高3の最後には、150番くらいまで上がったんですけど、100番に入っていれば東大に受かると言われていたので、親に見せるためにも1回は100番に入りたかったんですよね。できなくて、それはすごく申し訳なく思っています。

── 申し訳なくはないような気がします。努力は見えていたんじゃないでしょうか。

pureheart player :勉強でレート取るよりも、LoLでレートあげるほうが面白いなぁっていう(笑)プロセス自体は面白くないんですよね、勉強って。

Vashyron:つまらなくもないんですよ。

pureheart player :そうですね、でもリーグ・オブ・レジェンドは結果出るまでが早い。フィードバックが早いところが、いいところです。

Vashyron:勉強してる最中にレベル1上がりましたって出たらやる気でるけど、テスト受けるまで、身になってるかどうか分からないんですよね。

── ゲームをたくさんやることによって、親の反対はなかったんですか?

pureheart player:人と話さなくなるのは危惧してましたね。コミュニケーションがないとダメだって。でも、僕は頑固なんですよ。親も頑固なんですけど、親の方が根負けして。最近親からは、もっとやれって言われるようになりました。親が順位聞いてくるんですよ。今何位?って。今180位くらいなんですけど、「次は100位だね」って応援してくるんですよね。

── やるからにはトップを目指せと。

orenokati:今10万人中の180位ってすごいよね。

pureheart player:別にランクは数さえ回せば誰だって上がれると思うよ。

Vashyron:上位はそう言うんですよ。

KamesaN:俺はもうゲームしてるとだめって怒られてました。

Halbida:僕の場合は、3個上の兄がいたんで、そっちの方に注目がいっていて。僕の方は放任主義で。影に隠れて(笑)

Vashyron:僕はつい最近まで12時までという規則があったんですけど、「それを守って何になるの?」ってずっと言ってて、それ自体は、専門学校にちょくちょく遅刻をしていたことがいけないと言われていたので、改善したんですよね。でも12時までっていう規則が残ったままで。「そもそも土日に12時までっていう規則を設ける意味はなんなの!?」って、「コレ達成して何になるの?」って。結局それで遅刻しなくなったんで目標がないのに、それを守る理由もなくなってしまって。それで今、父親と話を聞かなくなってます。

── えっ!?

Vashyron:一度インターネットの有線をペンチで切られました。父親の部屋にルータがあって、真反対に僕の部屋があるので、20メートル通してて。貼るのに一苦労なのに、ペンチで切ったんで、自分で繋いで。Wi-fiはもうダメなので。あとリーグ・オブ・レジェンドってボイスチャット繋いで喋るじゃないですか。そのしゃべるのが聞こえるからめっちゃ怒られる。

orenokati:僕はそんなに何かを言われたことはないんですよね。朝遅刻するとか、朝メシ食わないとか勉強できなくなるとか、そういうことしなければなんでもいいよって感じだったので、平和にやれた。僕はみんなみたいに、ゲームを始めたら止まらなくなるような奇人とは違うので(笑)

── 今はゲームと勉強は両立できてますか?

Halbida:で、できてません……。

Vashyron:僕はこの前国家資格を取れたので。しばらくはもう勉強しなくていいかなと。

KamesaN:最近新しく研究室に入ったばっかりなので、これから忙しくなるかもしれないですね。そもそも今サークルの運営であんまりゲームしている暇がなくて。新歓がいっぱいあって。

pureheart player :4月からゼミに入るから、そっちが忙しくなると思う。

orenokati:うちの学部の場合、出席もない、レポートもない分、テストオンリーなので、最悪授業行かなくてもテストが良ければいいっていうのがあるんですよね。ただ、必修の単位がすごく重くて、基本2学期制じゃないですか。僕の学部は授業が通年なんです。1個落とすだけで留年になってしまう。2年までは駒場で授業、駒場で開講されている必修の授業は、落とすと本郷と駒場、どっちも行かなきゃいけなくなる。これは落とせないなと思って、そこは頑張りましたね。

まだまだ続く。次は東大LoLサークルのゲームへの向き合い方

▶東大生たちが考える、ゲームとの向き合い方【2】

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