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東大生たちが考える、ゲームとの向き合い方【3】

【GAMERS LIFE】東大生たちが考える、ゲームとの向き合い方【3】

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PDCAの面白さやチーム力はゲームから学んだ

── 周りにどのくらいゲームをやってる人はいますか?

pureheart player:ゲームをやる人ってなるとほぼ全員じゃないですかね?

orenokati:今完全にゲームから離れてるって言う人は多分ほとんどいないんじゃないかと思います。そのくらいゲームって生活に浸透している物だと思いますね。

── リーグ・オブ・レジェンドはその中で、どのくらい浸透していると思いますか?

KamesaN:聞いたことないって言う人は相当多い。

Halbida:パソコンの前でガッツリやるゲームなので、ゲーマーじゃないとやらないゲームかなと思いますね。

KamesaN:PCゲームを触ったことある人なら名前程度は知っているけど、ない人は一切知らないレベルかなと。

pureheart player:日本はスマホでやるゲームが普及しているのと、忙しい社会人には1試合が長いというのがネックなんですよね。

Halbida:前提知識がいっぱいあって敷居が高いというのもあると思います。

Vashyron:昔、「ヲタク」って典型があったじゃないですか、それに近い立ち位置なんだと思います。例えば、「アニメや漫画なんか〜」と言われる時代があって、本を読めっていう文化があったかと思うんです。でもその後、アニメや漫画も少しずつ受け入れられたという。PCゲームもゲームジャンルの中では、今は似たような立ち位置。

KamesaN:新歓のときもそういう印象を受けました。

orenokati:まだちゃんとした広報がなされていない。リーグ・オブ・レジェンドは広告もうってないですし。現状、日本で流行るのは難しいと考えているんだと思います。

── 最近のPCゲームで言うと、PUBGは少しずつ流行る要素を見せていると思いますが、リーグ・オブ・レジェンドは日本ではどういう流れになっていくと思いますか?

Vashyron:これは個人的な考えなんですけど、PCゲームのPUBGとかは勝ち負けがはっきりしているゲームだと思うんですよ。バトルロワイヤル形式なので、最後の1人(1チーム)になれば勝ち。ただリーグ・オブ・レジェンドの場合は、敵の本拠地を落とさなければならない。これに40分かかるんですよ。今のスマートフォンゲーム層は、手軽さを求める傾向があると思うんです。PUBGが流行るのは、早く終るときもあるし、ルールも単純だからだと思います。リーグ・オブ・レジェンドの開発元のRiotは、「ゲーマーのためのゲーム」というコアなゲームを作りたかった。だから、ルールが複雑になるのは必然だったと思うんです。これが流行るっていうのは、日本だと国家規模で流行らなきゃ難しい。

orenokati:敷居が高いっていうのは間違いじゃないと思います。ゲームは、一般的にはゲームをやりたいからって主体的に始めるよりも、何かしらのコンテンツを見て知ってやる人の方が多いと思うんです。知らない人はリーグ・オブ・レジェンドの配信を見ても、何をしているか分からないと思います。PUBGなどの場合は、打った、当たった、倒した、単純明快ですよね。リーグ・オブ・レジェンドの場合は、知っている人が見ていてもそんなに面白い場面が多いわけじゃない。局所的に面白い部分があっても、難易度が高いですね。

pureheart player:知らないとあまり面白くない。LOLって何やってるのかが分かりにくいんですよね。

Vashyron:入り口の狭さだと思いますね。観戦から入ることが非常に難しいゲーム。僕ら囲碁の素人が、黒石の周りを白石で囲んだら取れるのに、なんで取らないのかが分からないように、リーグ・オブ・レジェンドも同じような難しさがある。韓国で流行っているのは、小学校くらいからPCに触れて、少しゲームに触るから。テレビでもやってるし。

KamesaN:PCを持っているし、兄弟がいたら兄弟で一緒にやってる。

orenokati:日本の小学生が野球のルールをテレビを見て覚えるように、リーグ・オブ・レジェンドのルールを覚えていくようになっているってことですね。

Vashyron:日本で大学生がみんなPCを持つ時代になってきたので、そこからどう浸透していくかっていうのが今の課題かもしれないですね。あと、ゲームはどうしても潮の流れがはやいので。

── リーグ・オブ・レジェンドですら、これで長いって言われてますもんね。

Vashyron:来年終わる可能性もなくはない。そこが怖いところですね。ゲームの歴史自体が浅いから。

── ゲームを通して学んだことってありますか?

Vashyron:研究する面白さは学びましたね。何かを考えて理論づけてそれを行動に移す。PDCAサイクルの面白さは、ゲームを通して学んだと思いますね。

KamesaN:チーム戦をやっていて思ったのは、競技性が高いゲームだと、リアルのスポーツみたいで、コミュニケーションがめちゃくちゃ大事なことですね。全体のために個人をどれだけ抑えられるか。協調する大切さとか。やっぱりガッと言いたくなっちゃう時があるんですけど、そういう時に言ってもしょうがないなって思えるかどうかって普段でもすごく大事だと思うんです。

Halbida:相手が何をしたいのかを考えるっていうのが大事だと思いました。それがいろんなジャンルのことにも言えるかなと思っていて。相手の行動を考慮して、自分が行動を起こす的な考え方ですね。ゲームになると相手がやりたいことをやらせない、裏をかくみたいな行動になるかと思います。すごい性格悪いんですけど(笑)

orenokati:単純にチームで何かをやるっていうことを今まであんまりやってこなかったので、チームで何かに打ち込むというのがゲームでも出来るんだなっていうのは思いますね。楽しく熱くなれるのが素晴らしいなと。eスポーツって呼ばれるだけあるなと思います。

pureheart player:今までは、自分ひとりの努力とかが結果に反映されるというゲームしかして来なかったので、リーグ・オブ・レジェンドの場合は、チーム戦っていうのが新鮮だったんですね。味方に何かを言ったときに改善する見込みがあるわけじゃないですか。でも、それはどこまで言ったらいいのかなって悩みはあります。逆に言えば、そこの人間関係の構築はすごく学びになりますね。顔見てだったら、まだ表情とかを見て言えること言えないこともわかりますが、オンラインだと言い過ぎないように、とか。学んだことは週刊少年ジャンプじゃないですけど、友情・努力・勝利みたいな感じです。

── ちなみに、今プロになりたい人はいますか?

KamesaN:ココにはいないですね。

── 逆にプロになりたくない理由はありますか?

Vashyron:単純に実力と、展望が見えなさすぎる。

orenokati:それこそ韓国くらい流行っていれば、可能性としてはある。

Vashyron:チームが変わってくれば、待遇が変わってくる部分などもリスクとしてありますよね。

pureheart player:韓国人トッププレイヤーだったらけっこういい生活はしていると思うんですよ。

Vashyron:アメリカは確か最低年収が保証されてる。

── かなりシビアに考えているんですね。では、将来の夢は?

KamesaN:僕ないんですよ。今の学部に入ったのも、今の勉強が好きだったからなので。なので、もしかしたら今の学部の研究職になるかもしれませんし、例えばeスポーツ関連の起業して何かをするのもいいかもしれません。研究職になるなら歴史に残るような業績を残したいし、起業するならするでちゃんとした形でやりたいかなって思いますね。

Vashyron:僕は今イベントなどのお手伝いをしているので、イベント作りをやりたいなと思っています。現状であれば審判とか。もっと深く携わるのであれば、イベントの企画立案。今やっている実況も考えたんですが、上の人がどれだけ夢が見られる職業なのかっていうのもありますね。今けっこう顔を出しながらやっている方でも、それを専業でやってらっしゃる方というのは一握りですし。そう考えるとちょっと難しいのかな、と。元々持ってるタレント性とかもありますし。それでも、実況もチャンスがあればやっていきたいと思っているので、準備はしておこうと思っています。

Halbida:まだ何も考えてないです。チャランポランに生きてます(笑)今のところ、学問関係でやってみたい分野はあるので、まずはそこの学科に行ってこれからの展望が見れるといいなぁと思いますね。

orenokati:今は公務員になりたいっていう気持ちが少しあって。やりがいとかも考えると。日本のココはこうだからこんな風に変えたいなっていう気持ちがあるんです。ただ、お金をがっぽり稼いで豪遊して生きていきたいなっていうのもあるので、どちらかを実現したいですね(笑)

pureheart player:僕は普通にコンサルに就職すると思います。業務内容が好きそうなので。引退後の夢としては、ニュージーランドに農場とか作ってのんきに暮らしたいですね(笑)

orenokati:定年退職したら、農業やりたいっていうのはマジで思う(笑)

── (早い。)けっこう皆さん、ゲームは趣味って割り切ってるんですね。

Vashyron:意外と厳しさを知ってしまったがために…(笑)

── 大学を卒業してもリーグ・オブ・レジェンドは続ける予定ですか?

一同:ずっと続けていく予定です。

pureheart player :1日2、3時間はやるでしょう。

orenokati:ゲームが続く限りはやっていきたいですね。

pureheart player:俺は子供とリーグ・オブ・レジェンドをやるのが夢ですね。

一同:いい夢!

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