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スプラトゥーン界の王者が語る!GG BOYZの軌跡【2】
【GAMERS LIFE】スプラトゥーン界の王者が語る!GG BOYZの軌跡【2】

【GAMERS LIFE】スプラトゥーン界の王者が語る!GG BOYZの軌跡【2】

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GG BOYZ ロングインタビュー<2>

10ヶ月の軌跡「この3人を集めて良かった」

── たいじ選手が現在のチームメンバー3人を誘って「GG BOYZ」が結成したと聞きましたが、なぜこの3人に声をかけたんですか?

たいじ:僕がチームメンバーを集めようとした時、僕の中でダイナモン選手は確定していました。最初にダイナモン選手を誘って、僕とダイナモン選手であとのチームメンバーを考えました。

ダイナモン:チームメンバーを探す時、常にたいじ選手と一緒に探していたわけではなく、別行動で探していたんです。たいじ選手が対抗戦※24をしている中にやまみっちー選手がいて、僕が対抗戦をしている中にえとな選手がいました。

たいじ:2人が圧倒的強さだったので誘いました。

── えとな選手とやまみっちー選手は、チームメンバーに誘われた時はどのような気持ちでしたか?

えとな:びっくりしましたね。チームメンバーに誘われる前に、一度4人で即席チームを組んだことがあり、その試合で4人の連携が合っていたのが良かったと思っています。

たいじ:誘う前に即席チームを組んだことがあったんだ。

えとな:一度4人でやった気がする。だから僕に決めてくれたのかなと思っていました。

たいじ選手とダイナモン選手は、たくさん対抗戦をやっていたと思うので、そのたくさんのゲーマーの中から「チームメンバーは僕でよかったのかな?」というのはありましたね。

やまみっちー:僕はゲーマーとして、あまり好かれていなかったと思います。

一同:(爆笑)。

やまみっちー:チームメンバーに誘われた時は、本当にびっくりしました。ゲームプレイが荒かったので、「なんで僕がチームメンバーに誘われたんだろう?」と思っていました。僕のツイッターのフォロワー数も、1000人もいってなかったですし。

それから、チームに誘われたことよりも、たいじ選手とダイナモン選手が対抗戦をするということ自体がびっくりでしたね。

えとな:それはある。

── それまでは対抗戦はなかったんですか?

たいじ:あまり対抗戦をしたこともなかったですし、ゲーマーとの関わりがなかったんです

やまみっちー:たいじ選手とダイナモン選手は、スプラトゥーンプレイヤーからすると雲の上の存在で、対戦相手で対戦することはあっても、一緒のチームでやることはないだろうと思っていました。

── 同じチームになってみて、最初はどうでしたか?

やまみっちー:最初は本当にどう声かけていいのか分からなかったです。相槌とゲームの試合中の報告くらいで、必要最低限しか話せなかったですね (笑)。

一同:(爆笑)。

えとな:チームに誘われたことは嬉しかったのですが、当時は遠慮もしていたと思います。今はこのチームに入って本当に良かったです。

やまみっちー:チームになりたての頃の呼び方が「たいじさん」「ナモンさん」「えとなさん」で、みんなに「さん」付けをしていました。

今は「たいちゃん」「ナモン」「えとな」と言っているので、かなり打ち解けましたね(笑)。

たいじ:えとなも「さん」付けだったの?

やまみっちー:全員「さん」付けしていました。

えとな:最初は「さん」付けしなかったら、怒られると思っていました(笑)。

たいじ:どんなイメージ(笑)。

えとな:憧れの存在だったけれど、怖さもあったから。

たいじ:いやいや、全然怖くない(笑)。

── 「GG BOYZ」が結成して10ヶ月が経ちますが、今はどうですか?

やまみっちー:今はかなり仲良くなったと思います(笑)。

えとなチームメンバーで遠慮していたら、いくらゲームがうまくても、大会で勝つことは出来ません

たいじ:僕とやまみっちー選手は年が10歳離れているので、逆の立場になって考えたら、僕も遠慮をすると思います。

── えとな選手とやまみっちー選手は、プロゲーマーになることは悩みましたか?

えとな:特に悩むことはなく、その場でプロチームに入ってプロゲーマーになることを決めました。いろいろと慎重に考えても、人生がつまらなくなってしまうと考えているからです。

プロチームに入ったことで結果的に悪い状況に陥ったとしても、慎重に考えて悪い状況になるより、早く決断して悪い状況になる方が引きずらないと思っています。

やまみっちー:僕もプロゲーマーになることは悩まなかったです。ルールも厳しくなかったですし、ダイナモン選手から「プロチームのルールは、僕らで決めていくよ」という話があったので、プロチームに入りやすかったですね。

えとな:そのひと声は大きかった。プロチームに入る後押しをしてくれた言葉ですね。

── えとな選手とやまみっちー選手は、プロゲーマーになることをご両親に反対されませんでしたか?

えとな:僕は、最初親には黙っていました(笑)。でも、実績を残したせいでバレてしまいましたね(笑)。

親は「プロゲーマーとして活動することは問題ない」と言ってくれました。

やまみっちー:僕は「本当にそのプロチームに入って大丈夫なのか」と反対されました。

海外では、プロゲーマーは職業として成り立っていると思いますが、日本では職業として成り立っていないので、「お前は誘われた人に騙されているんじゃないか」とか「所属する会社の資料をもらってこい」などと言われていました。

でも、僕はどうしてもこのプロチームに入りたかったので、親を説得しました。

ダイナモン:高校生なので、ご両親は心配されていましたね。

── プロゲーマーになって良かったことは?

たいじ:僕は、プロチームを結成してスプラトゥーン甲子園で優勝できたことが一番良かったです。

ダイナモン:チームとして応援してもらえているのが良いことですね。

えとな:「GG BOYZ」として、自身の知名度が上がったことです。

やまみっちー:スプラトゥーン甲子園で優勝できたことです。プロチームを結成したのに、実績を残せなかったら残念ですし、周りの目も気になってしまいます。

──スプラトゥーン甲子園の九州予選(以下、九州予選)で負けた時は、どのような気持ちだったのでしょうか?

えとな:九州予選で負けた時は、本当にショックでした。

たいじ:僕は、負けたことを聞かれるまで九州予選のことを忘れていました。結果的にスプラトゥーン甲子園の全国大会で優勝したので、記憶から消えていましたね。

えとな:たしかに、今まで記憶から消えてましたね。

やまみっちー:僕は九州予選で負けた後にあった、スプラトゥーン甲子園オンライン大会 (以下、オンライン大会)の時はかなり気合が入っていました!

特に、株式会社Libalentが運営するプロチームの「Libalent Calamari」※25(以下、Calamari)戦は、チームメンバー4人の試合中の報告が一生懸命で、声が大きかったですね。

たいじ:「Calamari」は強敵なので、切羽詰まっていました(笑)。あんなに頑張ったことはないくらいです。ダイナモン選手の声がすごかったです。

ダイナモン:「Calamari」に勝った時は、「やった〜!勝った〜!」と腕を振り上げて喜んでいましたね(笑)。めっちゃ嬉しかったです。

── プロゲーマーになってつらかったことはありますか?

たいじ:RAGE※26 2018 Spring(以下、RAGE)で負けた時はつらかったですね。僕は負けて悔しいのを抜かしたら、プロゲーマーになってつらかったことはないです。

ダイナモン:プロゲーマーになってもなっていなくても、「スプラトゥーン」をやり込んでいたと思うので、つらかったことはないですね!

えとな:強いてあげるなら、周りの目が気になるようになったことです。有名になったからこそ周りの反応も大きくなって、良い反響だけでなく悪い反響も生まれるようになりました。

たいじ:えとな選手に対して、悪い反響はないと思う。

えとな:どういう反響があっても、あまり気にしていないです。

やまみっちー:僕は不調が続いてしまい、自分のせいで負ける時がつらいです。

プロチームに所属したての頃は、不調でも無理やり長時間「スプラトゥーン」をやって調子を戻していました。最近は、無理やりゲームをやってもすぐに戻らないことが分かったので、不調が続いたら休むようにしています。

── プロゲーマーになって周りの環境は変わりましたか?

たいじ:僕の場合はスポンサーがつく前から配信をやっていたので、あまり周りの環境は変わらなかったです。でも、親戚はプロゲーマーの肩書きがついて応援してくれるようになりました。

ダイナモン:高校や大学の友達と飲みに行くと、「プロゲーマーが来た」とイジられるようになりました(笑)。

えとな:親が職場で、僕がスプラトゥーン甲子園で優勝したことや、「スプラトゥーン」の大会でアメリカに行くことも言っていますね。

少し前に親の実家に帰ったのですが、親戚一同でお祝いしてくれました。

やまみっちー:2017年に九州から関西に引越して、九州の友達からツイッターのDMで、プロゲーマーになったことで応援のメッセージが届きましたね。

── このチームになって良かったことはありますか?

たいじ:うまい飯に行ける(笑)。というのは冗談で、チームメンバーがこの3人で良かったと思いますね。それは優勝したからではなく、普段の話す内容などからです。

インターネットでは、しばしば言動が乱暴になることもあると思いますが、そうならない人を選びました。常識がある人たちなので、僕は助けられていると思いますね。

ダイナモン:「スプラトゥーン」の話し合いでは、全員が対戦相手の編成や相性、相手の立ち回りなどを確認するところから真剣に取り組んでいます。

えとな選手とやまみっちー選手を誘った当初から、「スプラトゥーン」のゲームバランスは、これからも変わり続けると思っていました。きちんとゲームバランスに対応できそうな2人を誘ったので、それがスプラトゥーン甲子園の優勝につながったと思います。

現在も「スプラトゥーン」のゲームバランスに合わせて対応しているので、そういった部分を見ていると、この人選は間違っていなかったと思いましたね。各々の対応力や実力も含めて、レベルが高いという印象です。

たいじ:人選の時に僕とダイナモン選手はシューターがほしいと言っていましたね。いろいろなシューターのブキが使えるので、それが良かったなと思っています。

ダイナモン:撃ち合いの強さは必須ですね。

えとな:みんな個人技が強いので、このチームは一緒に戦っていて楽ですね。ひとりひとりが強いので、チームメンバー4人が連携して最強になる感覚です。

やまみっちー誰かが不調な時でも、それを補い合って勝てるのが良いことです。

── これまでに、意見が分かれたり、喧嘩をしたことはありますか?

たいじ:ないよね?

一同:ない。

たいじ:「チームとして、もっといろいろな意見を言ってほしい」とえとな選手とやまみっちー選手に言ったこともありましたね。それでも、4人で意見を言い合って不穏になるようなことはなかったよね?

一同:そうですね。

ダイナモン:チーム内で馴れ合っているわけではないです。

えとな:性格的に、争いごとがあまり好きではないというのもありますよ。

たいじ:分かる。面倒ごとに巻き込まれたくない(笑)。試合に負けた時も、チームメンバーを責めることがないんです。全員自分を責めだします(笑)。

ダイナモン:試合に負けるとみんな謝りだしますね。

── ちなみに、スプラトゥーン甲子園では優勝、その後のRAGEでは3位タイという成績でしたが、スプラトゥーン甲子園で優勝したことでの緊張やプレッシャーはありましたか?

えとな:プレッシャーはなかったですね。堂々としていけました。スプラトゥーン甲子園優勝者の特権ですね(笑)。

たいじ:RAGEは緊張しませんでしたね。スプラトゥーン甲子園とRAGEは別物だと思っています。

スプラトゥーン甲子園の初戦は、初めてこの4人でカメラの前に立って試合をしたので、僕は緊張しました!それからこの4人で試合をすることに慣れたので、緊張はしなくなりましたね。

ダイナモン:僕は、大会の度に緊張しています(笑)。

── 意外ですね。一番緊張をしないイメージでした。

ダイナモン:九州予選、オンライン大会、スプラトゥーン甲子園全国大会、RAGE、すべて緊張しています。やっぱり強いところと対戦すると、緊張してしまいますね。

えとな:僕はどの試合も一試合目だけ緊張します。RAGEなどで採用される一試合先取制のルールは、一試合目で負けたら、そこで試合終了になってしまうからです。一試合目で勝てれば、そこからの試合は楽しめます。

やまみっちー:僕は緊張しないです(笑)。

── このチームはどんなところが強みですか?

たいじいろいろなブキの練度が上がっていることが強みだと思います。全員一つのブキをずっと使っていることがないです。

例えば、僕とやまみっちー選手は、始めスプラシューター※27しか使っていなかったのですが、マニューバー※28を使ったりブラスター※29を使ったりするようになりました。戦術の幅が広がったのがチームの強みになっていると思います。

── 練習の時は、毎回何かテーマを決めてやっているんですか?

たいじ:現在は非公式のリーグがあるので、それに向けてみんなで練習していますね。(2018年5月26日時点)

ダイナモン:出場する大会のルールとステージに合わせて練度を上げています。個人の撃ち合いは「各々で練習してきてね」という方針です。

非公式リーグは、全ルール※30で試合ができるので練習になりますね。E3スプラトゥーン大会のルールも、おそらく全ルールで試合が行われると思っています。

── この4人の役割は何ですか?

たいじ:ダイナモン選手がリーダー役だと思っています。ダイナモン選手に助けられていることが多く、一番プロゲーマーとしての意識が高いと思います。

ダイナモン:考えている方が楽なんです。いざ本番になると、僕が一番緊張してしまうので、練習までは頑張って、本番は「みんな頑張って」と(笑)。

たいじ:練習の提案もダイナモン選手がしてくれているイメージです。ダイナモン選手が「スプラトゥーン」を一番理解していると思うくらい、理解度が高い。監督兼プレイヤーですね。

ダイナモン:変な方向に行きそうだ(笑)。

── そのダイナモン選手から見て、3人はどのような役割ですか?

たいじ:俺は人呼び係だもん(笑)

ダイナモン:チームの雰囲気は、たいじ選手が大黒柱的な存在で、何をしても揺るがない存在なので、こちらとしてもありがたいし、やりやすいですね。

えとな選手とやまみっちー選手は、それぞれ個人で練習している時の情報を持ってきてくれます。この立ち回りが強かったとか、対戦相手がどういうプレイヤーだったかなどを話してくれて、僕とは違う視点の強い戦術を持ってきます。チームとして、プレイの幅が広がって良いですね。

── えとな選手とやまみっちー選手は、情報収集を役割だと思っていますか?

えとな:言われてみれば「そうかな〜」というくらいで、あまり意識はしてはいないですね。

── 分析はしないんですか?

えとな:ブキの編成相性くらいですね。

たいじ:実際に僕たちが考えたブキの編成で戦ってみて、自チームのブキの編成相性や、どの立ち回りが強かったかなど話はしますが、わざわざ対戦相手のチームの放送を見に行って分析まではしないですね。

── 皆さんがライバルと思っている選手やチームはどなたですか?

たいじ:最近は「Calamari」です。非公式リーグも対戦相手としていますし、同じプロゲーマーなので「Calamari」がいると燃えますね。

ダイナモン:「GG BOYZ」対「Calamari」戦は視聴者も燃えます。

僕が密かに対抗心を燃やしているのは、「ゆゆうど」※31というチームです。最近僕が一番強いと思っているチームで、「ゆゆうど」に対して勝つにはどうしたらいいのかを考えています。

「GG BOYZ」はプロチームを名乗っていて、「ゆゆうど」はアマチュアの強豪チームです。「Calamari」とはまた違った視点で負けられないと思っています。

えとな:チームでライバル視しているのは「Calamari」です。個人では、僕がいろいろなブキを使うこともあり、僕が使うブキを使っている全員がライバルです。負けず嫌いで欲張りな性格なんです。ずっとそのブキを使って練度を上げている人にも負けたくないですね。

やまみっちー:個人では、「あへいん」さんです。ライバルであり、尊敬しているゲーマーです。「あへいん」さんは、積極的に前に出て「俺についてこい」というプレイスタイルを貫いています。

── ということは、やまみっちー選手も前に出るタイプなんですね?

たいじ:チーム内では一番積極的に前に出ます。


次のページでは、E3に挑む4人の意気込みを掲載!

▶スプラトゥーン界の王者が語る!GG BOYZの軌跡【3】


※24 対抗戦:「スプラトゥーン」の交流戦のこと。チーム対チームで戦ったり、一時的に連盟と呼ばれるチームを組んで戦う。

※25 Libalent Calamari:株式会社Lebalentが運営する、任天堂株式会社から発売されている「スプラトゥーン2」のプロチーム。

※26 RAGE:株式会社CyberZが主催するゲーム大会。

※27 スプラシューター:「スプラトゥーン」のブキの一つ。インクを連射することが可能な銃タイプのブキ。

※28 マニューバー:「スプラトゥーン」のブキカテゴリーの一つ。二丁拳銃のように両手で構えるブキ。

※29 ブラスター:「スプラトゥーン」のブキカテゴリーの一つ。撃った先で爆発を起こしてインクの弾を発射するブキ。

※30 全ルール:「スプラトゥーン2」の非公式リーグにおけるすべてのルールのこと。ルールは、ガチエリア、ガチアサリ、ガチヤグラ、ガチホコの4種類。

※31 ゆゆうど:「スプラトゥーン2」のアマチュアチーム。

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