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クラロワリーグ1stシーズン優勝のPONOS!理想のチームへ
【GAMERS LIFE】クラロワリーグ1stシーズン優勝のPONOS!理想のチームへ

【GAMERS LIFE】クラロワリーグ1stシーズン優勝のPONOS!理想のチームへ

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2018年、リアルタイム対戦型モバイルカードゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」(以下、クラロワ)の会見で発表された「クラロワリーグ アジア」※1(以下、プロリーグ)の発足とチームメンバーの募集。今回は、「プロリーグ」に参戦している「PONOS Sports」所属しているチームメンバー4人にインタビューを敢行。「プロリーグ」1stシーズンで優勝するまでの苦労や、4人の関係性などを聞いた。

プロフィール

PONOS Sports

ポノス株式会社が運営する日本のプロゲーミングチーム。2018年3月の「プロリーグ」発足と同時に、「クラロワ」のプロチーム部門を設立し、活動を開始した。所属するチームメンバーは、「みかん坊や」選手兼監督、「フチ」選手、「天GOD」選手、「ライキジョーンズ」選手。

「みかん坊や」選手兼監督

「クラロワ」のプロゲーミングチーム「PONOS Sports」所属のプロゲーマーで、監督を兼任している。「PONOS Sports」の特別選手として選出。

「クラロワ」のテンプレートデッキと呼ばれる、”高回転ホグ”※2や”みかんバルーン”※3の生みの親。

2017年に開催された「クラロワ 日本一決定戦」※4(以下、日本一決定戦)では、5位タイの成績を収めた。

YouTuberとしても活動しており、チャンネル登録者数は10万人を超えている。
Twitter:https://twitter.com/orange____boy
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCQ5_VaRyKndaw4m2gwpdnBA

「フチ」選手

「クラロワ」のプロゲーミングチーム「PONOS Sports」所属のプロゲーマー。「PONOS Sports」の特別選手として選出。

2017年に開催された「日本一決定戦」で見事優勝し、同年の「クラロワ 世界一決定戦」※5(以下、世界一決定戦)に出場した。
Twitter:https://twitter.com/fuchi_CR

「天GOD」選手

「クラロワ」のプロゲーミングチーム「PONOS Sports」所属のプロゲーマー。

2017年に開催された「日本一決定戦」で5位タイの成績を収めた。

また、2018年に開催された「闘会議2018 クラロワ日韓戦」※6(以下、日韓戦)の日本代表として出場した経験を持つ。
Twitter:https://twitter.com/tengod_CR

「ライキジョーンズ」選手

「クラロワ」のプロゲーミングチーム「PONOS Sports」所属のプロゲーマー。

「クラロワ」公認の「第1回最強クラン決定戦」※7(以下、最強クラン決定戦)で準優勝を収めた。
Twitter:https://twitter.com/raikijones0331

「クラロワ」はどんなゲーム?

「クラロワ」は、8枚のカードで構成されるデッキを駆使し、3分間の対戦中、自分のタワーを守りつつ敵のタワーを攻める、リアルタイム対戦型モバイルゲーム。

2017年には、初の「日本一決定戦」と「世界一決定戦」を開催。2018年は「プロリーグ」の発足もあり、スマホゲーム業界を牽引するゲームの1つへ進化している。

ゲームをもっと知りたい方はこちら

「PONOS Sports」 ロングインタビュー

4人がプロゲーマーになるまでの軌跡

── 小さい頃はどんな少年でしたか?

みかん坊や:小学生の頃からゲームが好きで、学校の室内ゲームクラブに入り、将棋やトランプで遊んでいました。

僕は、特に将棋が好きで、父と打ったり、学校にいる時は休み時間に友達と打ったり、時には板と駒を持って将棋が強い先生のところに行って打っていました。小学5年生の頃は、将来本気でプロ棋士になりたいと思っていたくらいです。

ただ僕は、熱しやすく冷めやすい性格なのもあって、小学6年生の頃には弁護士を目指していました。卒業文集の将来の夢には、弁護士と書いていたくらいです。その後、さすがに「これは違う」と思ってやめましたが(笑)。

中学生になると、野球ゲームを1日に20時間くらい続けてやるくらい、のめり込んでやっていました。

当時から、1つのことにのめり込むと極めるまでやるタイプで、今やっている「クラロワ」にも通じるところがあります。

フチ:小学生の頃は、両親がゲームに否定的だったので、外で遊んだり、英会話などの習い事をしていました。

中学校に入学して陸上部に入り、その傍ら育成ゲームやボードゲーム、カードゲームなどを友達と楽しんでいました。特に、1つのゲームをコツコツと極めたり、カードをたくさん集めるのが好きでしたね。

僕は、おとなしい性格なこともあり、自分では気がついていなかったのですが、当時から負けず嫌いだったらしく、友達と対戦して負けると悔しくて、ゲームが喧嘩のもとになることもありました(笑)。

高校では、校内の競技かるた大会で優勝したことをきっかけに、競技かるた部を作って毎日練習に励んでいました。

天GOD:僕は、小学2年生から6年生までソフトボールをやっていました。ゲームもスポーツ系のゲームが好きで、野球やサッカーのゲームで遊んでいました。

小さい頃から負けず嫌いで、友達と対戦して負けると、僕が勝ち越すまで友達とゲームをやり続けるような子供でした。

ライキジョーンズ:僕は、近所の友達と朝から追いかけっこをして遊んでいるような、活発な子供でした。

ゲームは、小学6年生くらいの頃からオンライン対戦ゲームをやり込むようになりました。僕は、コンピュータと対戦するよりも、オンラインで人と対戦したり、友達と対戦するのが楽しくて、かなりやり込んでいました。

毎日友達と競って遊ぶのが好きだったので、いろいろな人と対戦して遊べる「クラロワ」も楽しくて、やり込むようになりました。

── 「クラロワ」を始めたきっかけは?

みかん坊や:「クラロワ」のゲーム開発会社であるSupercell社が作っている「クラッシュ・オブ・クラン」※8(以下、クラクラ)をやっている時に、「クラロワ」がリリースされたのを知って、面白そうだなと思い始めたら、リアルタイムでの1対1の勝負がすごく楽しくて、すぐにのめり込んでいきました。

フチ:僕も「クラクラ」をやっていたところ、「クラロワ」がリリースされたのを知って始めました。

僕は、育成ゲームが好きだったので、「クラロワ」もカードを集めてレベルを上げるのが好きでやっていました。無課金でもカードを集められたのが良かったですね。

何事も継続することが好きで、「クラロワ」も続けていたら、「日本一決定戦」で優勝する程に成長しました。

── プロゲーマーになる前は、毎日どのくらいプレイしていたのですか?

フチ:僕は、睡眠時間を削らないように、毎日2〜3時間程プレイしていました。1日の目標を立てて、毎日計画的に目標が達成出来るよう努力していました。

── 「天GOD」選手と「ライキジョーンズ」選手が、「クラロワ」を始めたきっかけは?

天GOD:僕は、「クラロワ」を始める少し前に、FPS※9系のゲームにのめり込んでいました。その頃から対戦ゲームが楽しいと思っていました。

ちょうど高校の友達からSupercell社の新作が人との対戦に特化したゲームだと聞いて、「クラロワ」をインストールして始めたら、のめり込むようになりました。

ライキジョーンズ:僕も、「クラクラ」をやっていました。「クラロワ」がリリースされた時に、「クラクラ」をやっている仲間から「クラロワでクラン※10を作ったから、ライキジョーンズ選手も遊びにきてよ」と言われ、「クラロワ」を始めました。

「クラロワ」には、始めからフレンドバトルがあったので、友達とたくさん対戦出来たことが、のめり込むきっかけになりました。

── プロゲーマーになろうと、考えたことはありましたか?

みかん坊や:僕は、行き当たりばったりの生活をしている人間なので、プロゲーマーになろうと考えたことはありませんでした。

「プロリーグ」が発足してから、プロゲーマーのお誘いを受けた時には、楽しそうだったので、ほとんど迷うことなく決めました。

フチ:海外では「クラロワ」のプロゲーミングチームが出来上がっていて、プロゲーマーという職業があることは知っていました。

でも、僕がプロゲーマーになるということは、あまり考えたことはありませんでしたね。

天GOD:僕が通っていたのは工業高校だったこともあり、「日韓戦」の時は、高校を卒業したら就職、という考えでした。なので、「プロリーグ」が発足した時も、プロゲーマーという考えはありませんでした。

ライキジョーンズ:僕は高校卒業後、1年間土木の仕事をしていました。でも、「プロリーグ」が発足したことで、プロゲーマーになりたいと考えるようになりました。ただ、仕事をしながらプロゲーマーを両立するのは難しいと思っていたので、プロゲーマーになるなら、専業で頑張ろうと考えていましたね。

── 「フチ」選手と「みかん坊や」選手と「天GOD」選手は、2017年の「日本一決定戦」の「決勝」トーナメントで対戦していましたね。3人が同じチームになることは、最初どのような気持ちだったのでしょうか?

フチ:僕は、「日本一決定戦」の「決勝」トーナメント1回戦で「みかん坊や」選手と対戦しました。その試合では、僕が勝ち上がったので、「みかん坊や」選手と一緒のチームになると分かった時は、少し気まずかったですね(笑)。

みかん坊や:「日本一決定戦」の頃は、生放送に出演することに対してあまり慣れていなくて、緊張して自分の実力を出しきれないで負けることがたくさんありました。

「日本一決定戦」で「フチ」選手に負けてから、負けた悔しさをバネに、緊張していても勝てるように、自分にいろいろな制限をかけて練習を繰り返していました。

それでも、まだ完全に克服出来ているとは思っていないです。1stシーズンの「決勝」戦でも緊張していたので、まだ課題はありますが、「日本一決定戦」の頃に比べたら、良くなっていると思います。

天GOD:僕は、もともと憧れていた「みかん坊や」選手に誘われて「PONOS Sports」に所属することが出来たので、一緒のチームになれたことが嬉しかったです。

── 「みかん坊や」選手と「フチ」選手は、特別選手として「PONOS Sports」に所属が決まりましたが、2人が「PONOS Sports」に所属する決め手は何だったのでしょうか?

みかん坊や:僕の場合は、「PONOS Sports」のオーナー達が、僕が以前住んでいた青森まで来てくれました。そこで、「選手兼監督をやってみないか」と面と向かって話してくれたことが、所属する決め手になりました。

選手としてのお誘いが来たら良いな、と思っていましたが、まさか監督まで兼任でお誘いが来るとは思っていませんでした。始めは驚きましたが、すぐにやろうと決断しましたね。

実際に、他のチームからもお誘いを受けたのですが、その時はチームの方針がよく分かっていませんでした。であれば、自分で監督をやったほうが、選手達と話し合いながら理想のチームを作り上げることが出来ると思い、選手兼監督を引き受けました。

フチ:「PONOS Sports」に「みかん坊や」選手の所属が決まった後に、「PONOS Sports」のオーナー達が僕のところに来て、「選手として来てくれないか」と面と向かって話をしてくれました。

「PONOS Sports」からは、「フチ選手は、日本一決定戦で優勝しているので、すでにどのチームからも声がかかっているだろうから、半分諦めて来ています」と言われました。

でも、僕は、実際に面と向かって話すことが重要だと思っていたので、それが決め手になり、所属を決意しました。

── 「天GOD」選手と「ライキジョーンズ」選手は、「みかん坊や」選手と「フチ」選手が誘ったと聞きました。2人を誘った決め手は、どんなところだったのでしょうか?

みかん坊や:僕たちは、いろいろな選手に声をかけていましたが、「学生だから、他県だから」という理由で断られてしまったり、他のチームに所属が決まっていったりと、焦っていました。

そんな中、実力のある選手で思いついたのが、「日本一決定戦」や「日韓戦」に出場していて、会って話したこともあった「天GOD」選手でした。

「天GOD」選手を誘ったところ、「やりたい」と言ってくれたので、チームのオーナー達とも話し合い、一緒のチームでやることになりました。

フチ:「ライキジョーンズ」選手を推薦したのは僕で、よく一緒にカラオケに行ったりして遊んでいる仲でした。「ライキジョーンズ」選手は、もともと「最強クラン決定戦」などで実績もある選手だったので、「PONOS Sportsに興味があるか」と聞いたら、「やりたい」という返事をもらえました!

── 「天GOD」選手と「ライキジョーンズ」選手は、「PONOS Sports」に誘われた時、どんな気持ちでしたか?

天GOD:僕は、特別選手として他のチームからお誘いも受けていたのですが、高校を卒業したばかりで就職が決まっており、入社前のタイミングだったので、お断りをしていました。

会社に入社して1週間経った頃に、「みかん坊や」選手からプロゲーマーのお誘いの連絡がきました。突然すぎてびっくりしましたが、「まだ僕にもプロゲーマーになれるチャンスが残っている」と思いましたね。

数日悩んだ末、僕のやりたいことは「クラロワ」のプロゲーマーだと思い、「PONOS Sports」への所属を決めました

高校卒業後に、入社した会社の先輩たちからは、「プロゲーマーなんて、将来生活していけるのか」と心配してくれたのですが、「日本一決定戦」の「決勝」トーナメントに出場していたことなどを話すと、みんな応援してくれました。

ライキジョーンズ:僕は、「プロリーグ」が発足した時からプロゲーマーになりたいと思っていたので、「フチ」選手から誘われた時は、本当に嬉しかったです。

でも、僕は土木の職業に就いて、まだ1年しか経っていませんでした。本来であれば、すぐに「やりたい」と返事をしたかったのですが、職業を変えるという人生の選択をしなければいけなかったので、少し悩みました。

それでも、僕はまだ19歳なので、自分のやりたいことをやり抜こうと思い、プロゲーマーになることを決めました。(2018年7月24日時点)

総合力のあるチームにしたいと思っていたが、苦悩もあった

── チームを始めた時は、どのようなチームにしたいと考えていましたか?

みかん坊や:僕は、「PONOS Sports」を勝てるだけではなく、総合力のあるチームにしたいと考えていました。

最初の頃、「ライキジョーンズ」選手は緊張で勝つことが出来なかったり、「フチ」選手はずっと1対1で勝てない状況が続き悩んでいて、それを見た僕も「どうしたらこのチームで勝つことが出来るのだろう」と悩んでいました。

そんな中でも、「天GOD」選手は調子が良く、チームメンバーは何度も助けられました。

良い結果が出ているチームメンバーとそうでないメンバーがいる中で、総合力のあるチームにするのは本当に大変だと思いました。

なので、4人で1対1をやってみたり、協力バトル※13のパートナーを組み替えたりして、様子を見ることにしました。

結果的に、僕と「天GOD」選手で協力バトルをやるのが、一番勝率が高いことが分かり、僕の理想としていた総合力のあるチームが出来たと思います。

── 「プロリーグ」が始まって4ヶ月が経ちましたが、意見のぶつかり合いや喧嘩などはありましたか?

ライキジョーンズ:本当にたくさんありました(笑)。

「プロリーグ」が始まった頃は、僕と「みかん坊や」選手で協力バトルの練習をしていることが多かったのですが、お互い主張が強いので、言い合いになることが多々ありました。

「クラロワ」に関しては、「みかん坊や」選手の言っていることがほとんど合っていると思うのですが、「みかん坊や」選手の意見に対し、僕が少しでも違うと思ったら、全部意見するタイプなので、傍から見ると、喧嘩に見えてしまうこともありました(笑)。

それを見た「フチ」選手と「天GOD」選手が、いつも僕達をなだめてくれました。

みかん坊や:僕と「ライキジョーンズ」選手は、自分の意志が強いので、お互い一歩も引かずに激しい言い合いになりますね(笑)。

ライキジョーンズ:僕は、遠慮して意見が言えないことがあるよりも、全部言える関係性の方が良いと思っています。

練習が終わった後は、「一緒にご飯に行こう」という話になるので、「クラロワ」と私生活は別ですね。

── 以前、「天GOD」選手は、Twitterで「人に物事を伝えるのは難しい」といった話をしていたかと思います。どういった状況で、そのように感じたのでしょうか?

天GOD:僕が強いと考えていたジャイアント※14軸のデッキを、チームメンバーから否定されたことがあり、人に物事を伝えるのは難しいなと思ってツイートしていました。

その時、僕はとてもショックで、チームメンバーとは話が合わないなと思ってしまいました。

でも、「フチ」選手や「ライキジョーンズ」選手は、環境に合わせて強いデッキを使う人達なので、改めてデッキの違いを説明された時に、考え方の違いに納得し、僕が間違っていたな、と思いました。

その後、言われた通りのデッキでやってみたところ、良い結果が出たこともあり、今は自分の意見だけでなく、チームメンバーの意見も尊重していこうと思っています。

── チームメンバーの役割や意外な一面はありますか?

フチ:僕は、海外の新しいデッキ情報をチームに持ってくる役割を担っています。「みかん坊や」選手に使ってもらい、そのデッキが強いかどうかを確認しています。

あと僕は、年長者ということもあって、みんなが言い合いになった時になだめる役割が多いですね(笑)。

「ライキジョーンズ」選手は盛り上げ隊長で、「天GOD」選手は最初の頃は無口キャラだったのですが、今ではみんなで意見しあっていて、たまに「みかん坊や」選手に意見するくらいにまで成長しましたね(笑)。

天GOD:「みかん坊や」選手は、チームメンバーになるまでは憧れの選手でした。あまり話したこともなく、僕の勝手なイメージで、一匹狼のような怖い人だと思っていました。

でも、一緒のチームになって「みかん坊や」選手の人柄が分かってくると、兄貴肌で僕達のことをよく考えてくれていることが分かりました(笑)。

ライキジョーンズ:「みかん坊や」選手は、「クラロワ」において、ずば抜けて強いので、チームメンバーも全員、彼の言うことを聞きます。

でも、普段の生活では、意外と抜けている一面もあって、「フチ」選手と僕でフォローすることがありますね(笑)。

みかん坊や:お前ら…(笑)。

── チームの強みはなんですか?

みかん坊や:僕達の強みは、盛り上げ隊長の「ライキジョーンズ」選手がいることですね。「ライキジョーンズ」選手がSet1の1対1で勝つと、チームに勢いがつきます。仮に、負けてしまったとしても、「協力バトルは任せておけ」という気持ちになるので、Set1に出しやすいタイプの選手です。

── 逆に、チームの弱みはありますか?

みかん坊や:1stシーズンが終わって振り返ると、「PONOS Sports」はストレートで負けていることが多いのが弱みだと思っています。なぜストレートで負けてしまうのか、まだ答えは見つかっていません。2ndシーズンでは、課題を克服出来るよう、1戦でも多く勝ちたいと思います。

1stシーズンで築き上げた4人の絆が、理想のチームへ導いた

── 1stシーズンの感想を教えてください。

みかん坊や:1stシーズンは、シーズン中に負けたチームにも、「ワイルドカード トーナメント」※15や「プレイオフ」の対戦でリベンジを果たせました。

さらに、「決勝」で優勝できたので、今はどのチームよりも成功を収めたと思っています。

また、「決勝」では、チームメンバー全員が勝つことが出来たので、やっと理想のチームが出来たと思いました。

── 1stシーズン開始から「決勝」まで、一番試合数が多く、毎試合対戦相手に手の内を明かしている状態で大変だったと思いますが、どのように対応していたのでしょうか?

みかん坊や:「プロリーグ」は、本当に上手いプロゲーマーが集まっているので、今まで見せてきた戦術では勝てないことは分かっていました。

なので、僕たちは、毎週、今まで出した戦術とは違った戦術を作って練習し、対戦相手にはどの戦術を使ってくるか分からないようにしていました。本当に大変でしたね(笑)。

── 「フチ」選手は、1stシーズンはいかがでしたか?

フチ: 1stシーズンは、基本的に1対1に出場していました。勝てない中で挑んだ「決勝」では、やっと勝つことが出来て本当に嬉しかったです。

「終わり良ければ全て良し」と言いたいところですが、反省点が山のようにあるので、2ndシーズンに向けて1つずつ改善していかなければいけません。

── 「決勝」で勝てたことによって、負け試合の記憶は払拭出来ましたか?

フチ:1つの勝ち星だけで、すごく価値がありました。ずっと負けが続いていたので、試合が終わった後は、負けに対するトラウマやチームメンバーへの罪悪感などから解放されましたね。

でも、全てが払拭できたわけではく、悔しい試合は記憶に残っています。

これから、2ndシーズンがあるので、また負けたくないと怯える日々が続きそうです(笑)。

── 「天GOD」選手と「ライキジョーンズ」選手は、1stシーズンはいかがでしたか?

天GOD:1stシーズンは、中盤戦の1対1の試合で3連敗したことで、協力バトルに力を入れていくようになりました。「PONOS Sports」としては、僕と「みかん坊や」選手のペアで良い結果を残すことが出来たので、シーズンの途中でもペアを変えて良かったと思っています。

また新しくデッキを作り練習して、2ndシーズンでも力を発揮していこうと思います。

ライキジョーンズ:「PONOS Sports」に所属したばかりの頃、チーム内では僕が一番弱い選手でした。そのため、1stシーズンの序盤は「みかん坊や」選手と協力バトルで出場していたことが多くありました。

でも、「みかん坊や」選手が初めてSet3で負けたのを見て、ずっとSet3を任せていたことに罪悪感を感じました。そこから僕も、1対1を猛練習するようになりました。

チームメンバーとの練習が終わった後も、「みかん坊や」選手の家に行き、練習に付き合ってもらいました。

その甲斐あって、1stシーズンの終わり頃には、良い結果を残すことが出来たので、このシーズンは自分でも成長出来たと思っています。

── 「みかん坊や」選手がSet3で負けた時、「ライキジョーンズ」選手は意識の変化があったという話でしたが、「フチ」選手や「天GOD」選手は、何かありましたか?

フチ:「プロリーグ」が始まった時から「みかん坊や」選手に頼りすぎていたことは自覚していました。

「みかん坊や」選手が調子の悪い時に、チームメンバーの僕達がフォロー出来ないのは、さすがに駄目だと思いましたね。

ただ、僕の場合は、自分が勝てないことでチームに負担をかけてしまっていたので、「みかん坊や」選手に頼りすぎないためにも、自分の勝率を上げることを考えていました。

天GOD:Set3は、1stシーズン中、一番勝率が高いという理由で「みかん坊や」選手に出場してもらっていました。最初は、試合に勝つことができれば良いと思っていたのですが、「みかん坊や」選手に負担をかけすぎてしまっていたと思います。

「みかん坊や」選手が負けた試合以降は、Set3に「みかん坊や」選手が出なくても、勝率が上がる方法をみんなで見つけていこうとしていましたね!

── プロゲーマーになって、良かったことを教えてください。

みかん坊や:僕は、人生において、自分の好きなことだけをやって生きていけるのが一番幸せなことだと思っています。今一番好きなことが「クラロワ」なので、プロゲーマーになれて、僕はとても幸せですね!

フチ:プロゲーマーは、自分が熱中して打ち込んだ高校の部活動の延長線上にあると思っています。その青春時代を続けられることが幸せですし、これからも長く続けていきたいと思いますね。

天GOD:僕は、人前に立って話すことが苦手だったのですが、少しずつ克服できていることが良かったです。

ライキジョーンズ:僕は、毎日大好きな「クラロワ」を出来ることはもちろんですが、以前勤めていた職場の人達や友達から、「決勝」で優勝したことを祝福してもらえたことが良かったです!

正直、プロゲーマーと土木は、職種として真逆に位置していると思っていて、退職する時に職場の人達から「頑張れよ!」とは言われたものの、そこまで応援してくれているとは思っていませんでした。試合の様子をYouTubeで見てくれて、応援してもらえたことが、本当に嬉しかったです。

── 逆にプロゲーマーになって、大変だったことはありますか?

みかん坊や:試合で勝つために、毎日ストイックに練習し続けることは大変ですね。やはり、周囲から良い結果を求められるので、期待に応えなくてはいけないと思っています。

フチ:僕は、1stシーズンで全く良い結果が出なかったので、チームメンバーや周りの人達に凹んでいる様子を見せないように振る舞うのが一番大変でした。

1stシーズンは、勝てなくて精神的に落ち込んでいたので、チームメンバーとの練習に支障をきたさないように、目の前の練習に集中していました。

でも、自分だけ良い結果が出ない中で、チームメンバーと一緒に練習するのは、罪悪感もあって辛かったですね。

天GOD:僕も「フチ」選手と同様に、1stシーズン中に3連敗していた時、平常心を保つのが本当に大変だと思いました。

また、プロゲーマーになるまで海外に行ったことがなかったので、海外の食事に慣れなくてとても苦戦しました。特に辛いものが苦手で、「準決勝」から「決勝」で、2週間ほど韓国に滞在していたのですが、辛いものばかりでかなりきつかったです。

ライキジョーンズ:僕は、プロゲーマーとして、好きなゲームをやっているとは言え、毎日練習漬けの日々を送るのが大変でした。

特に、「準決勝」から「決勝」の約2週間は、韓国に滞在しており、「決勝」の「GameWith」戦に備えて、1週間前からホテルにこもって毎日10時間くらい練習していたのは堪えました。

「決勝」で優勝できたので、努力が報われて本当に良かったです。

── 「プロリーグ」が始まって4ヶ月が経ちましたが、一番印象に残っていることを教えてください。

みかん坊や:僕は、「決勝」で「フチ」選手が勝ってくれたことが一番印象的でした。

フチ:最初、本当に無口だった「天GOD」選手が、チームメンバーと徐々に意見を交わしているのを見て、人間的に成長していったのが印象的でした。

天GOD:僕は、海外遠征中の生活が印象に残っています。

「フチ」選手にも言われましたが、自分を変えてくれたのは「プロリーグ」だなと思っています。人前に立って話すことや、チームメンバーと話し合うことなどを教えてくれました。

特に、海外では、1日中チームメンバーと一緒にいるので、徐々にチームメンバーと仲良くなり、意見を言えるようになってきましたね。

ライキジョーンズ:僕は、「プロリーグ」で韓国に行った時に、司会者が韓国の女性アイドルだったことが印象的でしたね(笑)。

日本のeスポーツ大会などでは、女性の司会者がいるイメージではないので、驚きました。

「決勝」の試合の前に、一緒に写真を撮らせてもらったことも、勝てた要因かもしれません(笑)。

── ライバルだと思っているチームや選手はいますか?

みかん坊や:僕は、「Bren Esports」※16がライバルだと思っています。

1stシーズン中、一度負けている「SANDBOX」※17、「ahq eSports club」※18、「GameWith」※19には「ワイルドカード トーナメント」や「プレイオフ」で対戦し、勝つことが出来ました。

「Bren Esports」には、1stシーズンで負けたまま、リベンジをすることが出来なかったので、2ndシーズンでは勝ちたいと思います。

天GOD:僕は、「Bren Esports」の中でも「Jaii」選手※20をライバル視しています。

「Jaii」選手と僕は、同じジャイアントデッキ使いです。「Bren Eports」との試合では「Jaii」選手に負けているので、2ndシーズンでは絶対に勝ちたいと思っています。

ライキジョーンズ:僕と「フチ」選手は、「KINGZONE DragonX」※21の「X-bow master」選手※22をライバル視しています。「フチ」選手は、「X-bow master」選手と2回対戦していて、2回とも1-2、僕も1回対戦していて1-2という惜しい負け方をしています。2ndシーズンでは必ずリベンジして勝ちたいと思います。

── 「クラロワ」や「プロリーグ」の魅力はどんなところですか?

みかん坊や:僕は「プロリーグ」に出場しているプロゲーマー達の成長を見てほしいと思っています。特に1人1人をフォーカスして見てもらえたら嬉しいですね。

例えば、「フチ」選手だったら、1stシーズンは調子が悪くて、悩み苦しんでいましたが、最後には勝って、ファイナルMVP※23をもらうことが出来たというストーリーがあります。

フチ:1stシーズンは、視聴者の皆さんから「プロリーグ」に関係するTwitterやYouTubeなどを見ていると、ストーリー性があって面白かったという声が上がっていましたね。YouTubeには、「プロリーグ」の専門チャンネルで動画が上がっているので、まだ見ていない人も最初から見てもらうと、2ndシーズンは感情移入しやすいのではないかと思います。

僕が毎試合ごとに、帽子を変えているところも注目してもらいたいですね(笑)。

天GOD:シーズン中、毎週行われているプロリーグの中で、必ず成長している選手がいると思うので、毎週毎週輝いている選手に注目してもらえたら嬉しいです。そして、毎週の成長を見守ってもらえたら嬉しいと思います。

ライキジョーンズ:僕は、「PONOS Sports」のウイニングポーズや、TwitterやYouTubeでの試合後の感想などに注目してもらえたら嬉しいです!僕たちは、見ているファンの人達に楽しんでもらえることが一番大切だと思っています。

── プロゲーマーとして、果たす役割はどんなものだと考えていますか?

みかん坊や:僕は、「PONOS Sports」が強いことを証明していくのが、プロゲーマーとしての役割だと考えています。

フチ:日本のeスポーツは、発展途上だと考えています。まだ僕たちは「プロリーグ」でアジアナンバー1になっただけです。これからは世界大会を目指し、「PONOS Sports」が世界大会で結果を残すことによって、日本のeスポーツがもっと発展するといいなと思います。

天GOD:日本では、「プロゲーマーです」と言っても、何のことが分からない人が多いと思います。僕たちがプロゲーマーという職業を広げていくことが、プロゲーマーとしての役割だと考えています。

ライキジョーンズ:日本では、プロゲーマーと言ってもまだ認められていない部分が多くあると思います。野球選手やサッカー選手と同じくらい、プロゲーマーが憧れの存在になれるようにしていきたいと思います。

── 今後の「クラロワ」は、どんな未来になっていくと思いますか?

みかん坊や:今後、「クラロワ」でいろいろなスター選手が生まれ、注目度が上がっていくことで、さらに盛り上がっている「プロリーグ」が出来ていくといいなと思います。

さらに、ゲーム内の世界ランキングで、日本人が毎回アリーナシーズン※24で1位を取るような未来になるのも良いですね。

フチ:僕は、韓国の電車に乗った時に、大きくプロゲーマーの広告が貼ってあったことが印象的でした。日本でも「クラロワ」のプロゲーマー達の広告を見かけるようになると面白いですね。

さらに「クラロワ」は、世界で盛り上がっているスマホゲームだと思うので、「プロリーグ」にもっと人数もプロチームも増え、長く続いてくれたらいいなと思います。

天GOD:スマホゲームでプロゲーマーと名乗ることが出来るのは、数少ないタイトルだと思います。「クラロワ」がスマホゲーム業界のeスポーツ化を盛り上げられるように出来たらいいですね。

ライキジョーンズ:韓国では、飲食店の店員に「僕達は、クラロワのプロゲーマーです」と話すと、驚いたように「おおー!」と反応します。そのくらい、韓国ではeスポーツが浸透しているので、日本でも同じような反応をしてもらえるくらい、「クラロワ」でeスポーツが浸透するといいなと思います。

── 皆さんの将来の夢は?

みかん坊や:プロゲーマーとしてやっている期間は、全力で「クラロワ」をやっていきたいです。引退後は、ゲームに関わる活動をしていきたいですね。

僕はYouTubeで動画投稿もしているので、動画投稿をしていきつつ、動画を見てくれている人達と会うようなファンイベントにも参加していきたいと思っています。

フチ:プロゲーマーは、将来が見えにくいものではありますが、プロゲーマーになったからには、今後も仕事としてゲームに関わっていきたいと思います。

天GOD:僕は、高校を卒業した時とは全く違う人生を歩んでいますが、大好きな「クラロワ」でプロゲーマーになることが出来ました。今後も、ゲームに関わる仕事をしていきたいと思います。

ライキジョーンズ:僕は、今までに関わってきた人に恩返ししたいと考えています。プロゲーマーを引退して、他の職業になったとしても、関わってくれた人達と仕事をする機会があるといいなと思います。

── 最後に、目標を教えてください。

みかん坊や:「クラロワ」で、世界一を取ります!


プロリーグに参戦中のチームインタビュー 一覧


※1 クラロワリーグ アジア:フィンランドのSupercell社が主催するプロゲーマーのみのリーグ戦。

※2 高回転ホグ:「クラロワ」内のホグライダーと呼ばれる4コストの地上カードを主軸としたデッキ。ホグライダー以外の7枚のカードも、コストの低いカードを採用し、どんどんカードを回していく。

※3 みかんバルーン:「クラロワ」内のエアバルーンと呼ばれる5コストの空中カードを主軸としたデッキ。みかん坊や選手が作り出し、得意としていたデッキなので、バルーンの前にみかんという呼称がついた。

※4 クラロワ 日本一決定戦:2017年5月から10月にかけて、フィンランドのSupercell社が主催したポイント制の日本人の個人競技と、その上位8名による11月に開催された「決勝」トーナメントのこと。上位2名は「クラロワ 世界一決定戦」に出場した。(「クラロワ 世界一決定戦」は後述)

※5 クラロワ 世界一決定戦:2017年12月にフィンランドのSupercell社が主催した各国から集まった16名によるトーナメント戦。日本からは2名が出場した。

※6 闘会議2018 クラロワ日韓戦:株式会社Gzブレインが主催した闘会議2018内で開催された、日本代表の3名と韓国代表の3名の団体戦。

※7 第1回最強クラン決定戦:クラロワ内のクランの最強を決める団体戦。クランについては後述。

※8 クラッシュ・オブ・クラン:フィンランドのSupercell社が開発・運営している、オンラインストラテジーゲーム。

※9 FPS:First-Person Shooter(ファーストパーソン・シューター/シューティング)の略称。一人称視点でプレイヤーキャラクターを操作するゲームのこと。

※10 クラン:「クラロワ」内の最大50名が入ることが可能なコミュニティ。

※11 フレンドバトル:ゲーム内でフレンドになった人やクランメンバーと1対1での対戦ができる。お互いのカードレベルは、規定値に揃えられる。

※12:プレイオフ: 「クラロワリーグ アジア」のレギュラーシーズン終了後に行われた日本、韓国、東南アジアの上位1チームと、ワイルドカード トーナメントで勝ち上がった1チームによるステップラダー形式のトーナメント戦。ステップラダー形式とは、下位の2チームから戦い、勝ったほうが上位の1チームと戦うことを繰り返し行い、最終的に勝者が優勝となる形式のこと。

※13 協力バトル:「クラロワ」内のゲームモードの一つ。2対2のバトルが出来る。

※14 ジャイアント:「クラロワ」のカードの一つ。5コストの地上ユニット。

※15 ワイルドカード トーナメント:「クラロワリーグ アジア」のシーズン終了後に行われた日本、韓国、東南アジアの上位1チーム以外の上位4チームのトーナメント戦。トーナメントで優勝した1チームは、プレイオフに進出が出来る。

※16 Bren Eports:東南アジアのプロゲーミングチーム。

※17 SANDBOX:韓国のプロゲーミングチーム。

※18 ahq eSports club:東南アジアのプロゲーミングチーム。

※19 GameWith:株式会社GameWithが運営する日本のプロゲーミングチーム。

※20 Jaii選手:リアルタイム対戦型モバイルカードゲーム「クラロワ」で、「Bren Eports」に所属しているプロゲーマー。

※21 KINGZONE DragonX:韓国のプロゲーミングチーム。

※22 X-bow master選手:「プロリーグ」で、韓国の「KINGZONE DragonX」に所属しているプロゲーマー。

※23 ファイナルMVP:決勝で最も活躍した選手に送られた賞。

※24 アリーナシーズン:「クラロワ」内のトロフィーを上げる期間のこと。アリーナシーズンは約1ヶ月間あり、シーズンが終わると、トロフィーのリセットが行われる。

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