
2018年、リアルタイム対戦型モバイルカードゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」(以下、クラロワ)の会見で発表された「クラロワリーグ アジア」※1(以下、プロリーグ)の発足とチームメンバーの募集。今回は、「プロリーグ」に参戦している「FAV gaming」所属しているチームメンバー5人にインタビューを敢行。チームの結束力などを聞いた。
プロフィール
FAV gaming
株式会社Gzブレインが運営する日本のプロゲーミングチーム。2018年3月の「プロリーグ」発足と同時に、「クラロワ」のプロチーム部門を設立し、活動を開始した。所属するチームメンバーは、「けんつめし」選手、「RAD」選手、「焼き鳥」選手、「Oz」選手、「だに」選手。
「けんつめし」選手

「クラロワ」のプロゲーミングチーム「FAV gaming」所属のプロゲーマー。「FAV gaming」の特別選手として選出。
2017年に開催された「クラロワ 日本一決定戦」※2(以下、日本一決定戦)の5月大会で、見事優勝。同年6月にアジア圏にて開催された「Clash Asia Crown Cup 2017」※3では、3位タイの成績を収めた。
2018年の「第18回アジア競技大会」※4日本代表予選では、優勝を収め、その後開催された東アジア代表予選に出場した。
YouTuberとしても活動しており、チャンネル登録者数は10万人を超えている。
Twitter:https://twitter.com/kent_golemeshi
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCuWd8brzerR9XQr7RgFgpyQ
「RAD」選手

「クラロワ」のプロゲーミングチーム「FAV gaming」所属のプロゲーマー。「FAV gaming」の特別選手として選出。
2017年に開催された「日本一決定戦」の6月、7月、8月の大会で、見事三連覇を果たした。また、2018年に開催された「闘会議2018 クラロワ日韓戦」※5の日本代表として出場した経験を持つ。
YouTuberとしても活動しており、チャンネル登録者数は5万人を超えている。
Twitter:https://twitter.com/monkey_d_wimps
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCQ5eGmKP2LMTOXgfq7NDPIw
「焼き鳥」選手

「クラロワ」のプロゲーミングチーム「FAV gaming」所属のプロゲーマー。
「クラロワ」はリリース初日から始め、最多トロフィー※6は6500を超える天界※7プレイヤー。(2018年8月3日時点)
Twitter:https://twitter.com/yaki921
「Oz」選手

「クラロワ」のプロゲーミングチーム「FAV gaming」所属のプロゲーマー。
日本のゲームに対する世論を変えるべく、プロゲーマーになることを決意。
Twitter:https://twitter.com/ICOCAsamA2
「だに」選手

「クラロワ」のプロゲーミングチーム「FAV gaming」所属のプロゲーマー。
最多トロフィーは、6700を超える天界プレイヤー。(2018年8月3日時点)
非公式の1000人大会※8などで何度も優勝している選手。
Twitter:https://twitter.com/SlGkvcc
「クラロワ」はどんなゲーム?
「クラロワ」は、8枚のカードで構成されるデッキを駆使し、3分間の対戦中、自分のタワーを守りつつ敵のタワーを攻める、リアルタイム対戦型モバイルゲーム。
2017年には、初の「日本一決定戦」と「クラロワ 世界一決定戦」※9(以下、世界一決定戦)を開催。2018年は「プロリーグ」の発足もあり、スマホゲーム業界を牽引するゲームの1つへ進化している。
ゲームをもっと知りたい方はこちら「FAV gaming」 ロングインタビュー
「クラロワ」に感謝、人生を大きく変えたプロゲーマーの生活

── 小さい頃はどんな少年でしたか?
けんつめし:僕は、人がやったことがないことをやることが好きな子供でした。
小さい頃は、好奇心旺盛だったこともあり、つい調子に乗ってしまい、両親や学校の先生から怒られることもありました(笑)。
また、僕には、3歳上の兄がいて、兄の影響でゲームをやり始めるようになりました。
本格的にゲームをやり始めたのは、小学3年生の頃で、PCゲームのMMORPG※10にのめり込みました。僕がやっていたMMORPGは、課金が必要だったので、毎月のお小遣いを少しずつ使ったり、上手く物々交換をして、自分のキャラクターを強くしていくのが楽しかったです。
また、インターネット上でいろいろな年代の方と話す機会があり、インターネット上でのコミュニケーションの怖さや厳しさを知る機会にもなりました。
RAD:僕は、外で遊ぶのがすごく好きで、放課後は友達と公園に集まって鬼ごっこをして遊んでいるような子供でした。
ゲームは、小学生低学年の頃に始めて、RPG※11にのめり込んでいました。そのRPGには、対戦機能もあって、キャラクターを育てて友達と競い合うのが楽しかったです。
負けず嫌いな性格もあり、鬼ごっこもゲームも友達に負けたくなかったので、かなりやり込んでいたと思います。
焼き鳥:僕は、小学生まではサッカー少年でした。放課後は、毎日外に遊びに行ってサッカーをやっていました。
ゲームをやり始めたのは、中学校に入ってからです。RPGにのめり込んでいて、友達と一緒に遊んでいました。
僕は、おとなしい性格ながら負けず嫌いで、自分が負けたら、友達にもう一回やろうと持ち掛けて遊んでいました。
Oz:僕も、小学校から高校まではスポーツをやっていたこともあり、外で遊ぶタイプでした。
友達と楽しむために、サッカーや野球などのスポーツ系のゲームをやっていましたが、のめり込むほどはやっていませんでした。
なので、こんなにゲームをやり込んだのは「クラロワ」が初めてですね。
だに:僕は、小学校の頃から野球チームに所属していて、放課後や休みの日は公園で野球をやっていました。ゲームも野球ゲームで遊んでいて、野球チームのみんなと一緒に競い合っていました。
野球ゲームは、野球チームのみんなに勝ちたかったこともあり、影でこっそり練習をしていましたね(笑)。
── 「クラロワ」を始めたきっかけは?
けんつめし:「クラロワ」がリリースされて少し経った頃、友達に勧められてやり始めました。
しばらくは友達の中で競い合っていたのですが、友達の中でトップになったので、次はTwitterでゲーム用のアカウントを作成して、上手い「クラロワ」プレイヤーと交流し、上位を目指すようになりました。
昔からゲームが好きだったことと、どんなことでも上位まで上り詰めたいという性格が功を奏して、どんどん「クラロワ」にのめり込んでいきました。
ちょうどその頃、僕がTwitterに上げたデッキが強くて、拡散されたことをきっかけに、僕自身が有名になっていったので嬉しかったです。
RAD:僕は、Supercell社の「クラッシュ・オブ・クラン」※12(以下、クラクラ)をやり込んでいました。「クラロワ」がリリースされたことは知っていましたが、「クラクラ」が大好きだったので、「クラロワ」のリリース当初はやっていませんでした。
でも、「クラロワ」がリリースされて少し経った頃、友達から「クラロワを始めたから一緒にやろう」と言われたのをきっかけに、やり始めました。
一緒にやっていた友達も、真剣に「クラロワ」で遊んでいたので、僕も負けたくなくてのめり込むようになりました。
その友達とは、中学校から高校まで一緒で、同じ部活動にも入っていたので、朝から晩まで一緒に「クラロワ」で遊んでいました。フレンドバトル※13をして勝ったり負けたりを繰り返して、2人で切磋琢磨していましたね。
途中から、Twitterで上手い「クラロワ」プレイヤーと交流しながらトロフィーを上げていきましたが、こんなに「クラロワ」にのめり込んで、プロゲーマーにまでなれたのは、友達の存在が大きかったと思います。
焼き鳥:僕も「クラクラ」をやっていたので、Supercell社のことはなんとなく知っていました。そのSupercell社から新しいゲームがリリースされるという発表を受け、事前登録をしてリリース当日から「クラロワ」を始めました。
始めは、そこまで続けるつもりはなかったのですが、トロフィーがあがっていくことが楽しくて、現在まで続けてきました。
昔はいろいろなクラン※14を渡り歩いていて、クラン内でトロフィーが一番高くなるのを目標に頑張っていましたね。
Oz:僕は、中高一貫の学校に通っていました。中学1年生から高校1年生までは、友達とゲームで遊んでばかりいたので、高校2年から3年の間は、ゲームを封印して受験勉強に専念していました。
大学受験が終わり、落ち着いた頃に広告を見ていたら「クラロワ」が載っていて、面白そうだなと思い、やり始めました。
2年間ゲームをやっていなかったので、その反動で現在までずっと続いています。
だに:僕の場合は、弟が「クラロワ」をやっていたので、弟に誘われて始めたのがきっかけです。
毎日コツコツ続けていけば、徐々にユニットレベルが上がり、トロフィーが上がっていくことが楽しくて、のめり込むようになりました。
── 「焼き鳥」選手以外は、2017年の「日本一決定戦」に参加していたと思いますが、今振り返ってみるとどうですか?
けんつめし:「日本一決定戦」は、Supercell社が発表した初めての公式大会だったと思います。
特に、「日本一決定戦 THE FINAL」に通じる5月大会は、その時国内で一番強い人が誰なのかを印象づける大会でもあったと記憶しています。
僕は、5月大会にエントリーをして無敗で勝ち上がっていきました。決勝トーナメントでは、初めて公式生放送に出演し、その場でゲームをプレイすることになりました。
初めての生放送で、無敗で優勝出来たことで、僕の人生が大きく変化しました。
その後、「Clash Asia Crown Cup 2017」に招待され、初めて海外に行くことになり、3位という成績を収めて日本に帰って来ることが出来ました。
「日本一決定戦」は、僕の人生の分岐点だったと思うので、本当に感謝しています。
RAD:「日本一決定戦」は、勝ちたいと思いつつも、強い選手が揃っていたので、到底勝てるとは思っていませんでした。
「日本一決定戦」5月大会は、決勝トーナメントまで行きましたが、一回戦で「けんつめし」選手に負けました。5月大会では、悔しい思いをしましたが、6月大会では優勝することが出来て、すごく嬉しかったのを今でも覚えています。
7月大会でも決勝トーナメントまで勝ち上がることが出来て、初めて公式生放送にも出演しました。僕は地元が岡山なので、その時は、東京に行くことが嬉しくて、良い結果を残そうと頑張っていましたね(笑)。
さらに、8月大会も優勝することができ、3連覇出来たことは、すごく印象に残っています。
ただ、「日本一決定戦」の累計ポイント上位者が出場できた「THE FINAL 予選トーナメント」で負けてしまい、「日本一決定戦 THE FINAL」に出場出来なかったことは、本当に悔しかったです。
けんつめし:「日本一決定戦」予選の累計ポイントでは、「RAD」選手が1位で僕が2位でした。
「日本一決定戦 THE FINAL 予選トーナメント」で、「RAD」選手のブロックは、ゲーム内の世界ランキングで1位を取ったこともある「JACK」さん※15や「日本一決定戦」で3位になって今はプロゲーミングチーム「GameWith」※16所属の「ZEROS」選手※17がいました。僕のブロックは、「日本一決定戦」で優勝していて、今はプロゲーミングチーム「PONOS Sports」※18所属の「フチ」選手※19がいたので、激戦区でしたね。
2人とも負けてしまい「日本一決定戦 THE FINAL」に出場出来なかったので、とても悔しかったです。
RAD:2017年の「日本一決定戦」はもう1回やりたいですね。
2017年の1年を振り返ると、半年が「クラロワ」の思い出で、本当に濃い内容の1年を過ごさせてもらったと思っています。忘れられない思い出になりました。
Oz:僕は、「日本一決定戦」に対して、毎月あって面白い大会だなと思っていました。毎月の大会を楽しみにして、一次予選は3ヶ月連続で突破していました。
だに:「日本一決定戦」の各月の大会は、決勝トーナメントまで進むことも多く、上手くいっていたと思います。毎月の大会に出場するのが楽しみで、両親の実家に帰省した時も、遊びに行かずに大会に出場していたくらいです(笑)。
「日本一決定戦 THE FINAL 予選トーナメント」にも出場しましたが、負けてしまい「日本一決定戦 THE FINAL」に出場できなかったのは悔しかったですね。
── 「けんつめし」選手と「RAD」選手は、特別選手として「FAV gaming」に所属しましたね。なぜプロゲーマーに挑戦しようと思ったのですか?
けんつめし:僕は、「クラロワ」をやっている日本人で、初めて海外で良い結果を残した選手になれたことによって、多くの人から「感動した」という言葉をもらいました。
その言葉が嬉しかったことと、有名人になって人に必要とされたい気持ちが強かったので、自然とプロゲーマーに挑戦しようと考えました。
また、海外で良い結果を残したことで僕の影響力が大きくなったこともあり、僕は、みんなの前に立って引っ張っていく役目なのかもしれないと思い始めたことも、プロゲーマーになろうと思った動機の1つです。
RAD:僕は、2017年の「世界一決定戦」にすごく行きたかったのですが、「日本一決定戦」の決勝トーナメントにも行けなくて、本当に悔しい思いをしました。
2018年も、世界で戦える機会があると聞いて、絶対に挑戦しようと思いました。日本でプロゲーマーになって勝ち上がることが、世界大会に出場する条件だったので、プロゲーマーになる道しか考えられなかったですね。
── 他のチームメンバーは、どのように決めようと考えていましたか?
けんつめし:僕は、プロ選手選考会で決めたいと考えていました。その中でも、「焼き鳥」選手は、昔から強くて有名な選手だったので、Twitterでプロ選手選考会に来るという書き込みを見た時に、すごく興味が湧きました。
「Oz」選手も昔から知っている選手だったので、絶対に声をかけようと思っていましたね。
RAD:僕は、プロゲーミングチーム「GameWith」所属の「ユイヒイロ」選手※20など、プロゲーマーに対しての意識が高く、実績もあり、今後伸びそうな人に注目していました。
プロ選手選考会では、「だに」選手とも話をして、大会での実績もあったので、獲得したいとオーナーや監督とも相談していました。
── 「焼き鳥」選手と「Oz」選手と「だに」選手は、なぜプロゲーマーに挑戦しようと思ったのですか?
焼き鳥:「20勝チャレンジ」※21や「20勝チャレンジ」をクリア出来た人だけが参加出来た「1000人大会」に出場していた時、僕は、プロゲーマーになろうとは考えていませんでした。その時は、「楽しそうだな」くらいの感覚で出場していました。
でも、「1000人大会」で上位に入り、プロ選手選考会に行ける権利をもらった時に、2017年の「日本一決定戦」や「世界一決定戦」で、いろいろな選手が輝いている姿を思い出しました。
本当は、僕も2017年の「日本一決定戦」に出場したかったのですが、受験勉強が忙しく、出場することも出来ませんでした。
もしも、プロ選手選考会でプロゲーマーになるチャンスを掴めたら、僕も国内外のトッププレイヤーと戦えると思ったので、プロゲーマーに挑戦することにしました。
Oz:2017年の「日本一決定戦」で、「けんつめし」選手や「RAD」選手が活躍している姿を見ていて、「僕も活躍出来る機会があるなら、人前に立ってプレイしてみたい」と思っていました。
なので、2018年に「プロリーグ」の発表が出た時、すぐにプロゲーマーになりたいと思いました。
また、一般的にゲームをやっていることに対して、ネガティブな考えを持っている人が多いと思います。
僕がプロゲーマーになることで、世間のゲームに対してのネガティブな考え方をポジティブに変えることが出来たらという気持ちも強く、それがプロゲーマーになろうと思った動機の1つです。
だに:僕は、「プロリーグ」が発表された時、僕にもチャンスがあるならプロゲーマーになってみたいと思いました。
「20勝チャレンジ」をクリアし、その後の「1000人大会」を勝ち進んで、プロ選手選考会の切符を手に入れることが出来ました。
でも、プロ選手選考会では全く手応えがなくて、「プロゲーマーになるのは難しい」と、半ば諦めていました。
各チーム4名のプロゲーマーが発表され、少し経った頃、「FAV gaming」から「5人目のプロゲーマーにならないか」と誘われました。まさかお誘いが来るとは思っていなかったので驚きましたが、「まだ僕にもプロゲーマーになれるチャンスが残っている」と思い、所属を決めました。本当にラッキーでしたね。
── 「焼き鳥」選手と「Oz」選手は、「FAV gaming」から誘われた時は、どんな気持ちでしたか?
焼き鳥:素直に嬉しかったですね。
プロ選手選考会では、アピールの場で、緊張して頭が真っ白になってしまい、上手く話せませんでした。プロゲーミングチームに声をかけられなかったらどうしようという気持ちもあったので、声をかけられてホッとしました。
Oz:とても嬉しかったです!
一番に声をかけてくれたのが「FAV gaming」だったことと、特別選手の2人がとても強い選手だったので、所属するなら「FAV gaming」と決めていました。
── プロゲーマーになって、人前に立って話すことは、慣れてきましたか?
焼き鳥:僕は、最初の頃に比べたら、人前に立って話すことは慣れてきました。でも、まだ受け答えが上手く出来ないこともあるので、もっと上手く話せるようになりたいです。
Oz:僕は、もともと物怖じしないタイプなので、あまり変化はないです。
だに:まだまだ人前に立って話したり、インタビューなどで話すことは、慣れていないです。話し声も小さいので、少しずつ改善していきたいです。
── プロゲーマーになって、良かったことを教えてください。
けんつめし:僕は、もともと人に必要とされたいと思っていました。プロゲーマーになって、チームメンバーから必要とされたり、多くの人から頼られるようになったことが良かったことです。
ファンの人たちが、僕の戦っている姿を見て、「感動した」とか「カッコイイ」と感じてもらえたら、プロゲーマーをやっていて良かったなと思います。
また、今の僕の価値は、ゲームが上手くて影響力があることだと思っています。プロゲーマーになって、人前に立って「クラロワ」を盛り上げていけていることも、やりがいを感じています。僕の活躍で、eスポーツ業界に少しでも貢献できたら、とても嬉しいですね。
RAD:僕は、チームメンバーを始め、ゲームを通して、いろいろな人と関わるようになりました。その中でいろいろなことを学び、吸収出来ていることが良かったことだと思っています。
焼き鳥:僕も、いろいろな人に関わることが増えたのが良かったことだと思います。社会経験に繋がっていると思いますし、プロゲーマーになって、本当に貴重な経験をさせてもらっていると感じます。
また、同じ趣味を持った人達と、本気で何かに取り組むことは、人生の中でも少ないと思うので、「クラロワ」でチームメンバーと過ごす時間を大切にしたいと思っています。
Oz:僕は、交友関係が広いので、いろいろな趣味の友達がいますが、ゲームを極めた人達と過ごすのは初めてでした。
「プロリーグ」で頑張っている選手達の中に自分もいるので、僕のモチベーションも上がりますし、良い刺激をたくさんもらっていると感じます。
だに:僕は、プロゲーマーになるまで、のめり込むほどやりたいことがなく過ごしてきました。
「クラロワ」のプロゲーマーになったことで、今「クラロワ」に熱中して過ごせることが幸せです。
また、プロゲーマーになるまでは1人でやることも多かった「クラロワ」ですが、チームメンバーと一緒にやることで、アドバイスをもらったりして、さらに上達出来ることも良かったことだと思います。
── 逆に、プロゲーマーになって大変だと思ったことはありますか?
けんつめし:僕は、人に影響を与える側の存在だからこそ、言動には気をつけなければいけないと考えています。
僕の場合は、社会人として、専業プロゲーマーになっているので、細かいところもしっかりしていかないと、周囲の人たちに迷惑をかけたり、干されてしまうこともありえるので、大変だと思うことはありますね。
また、良い結果を出すこともプロゲーマーの仕事の1つですが、たくさん練習をしていても、なかなか良い結果が出ない時は、メンタルを保つのが大変だったりもします。
でも、今大変だと思っていることも、全て僕のやりがいに繋がっているので、プロゲーマーになって良かったですね。
RAD:僕は、大学に行きながらプロゲーマーをやっているので、普段の生活が大変です。
午前中から夕方までは大学に行き、大学が終わったら「クラロワ」の練習に行くという生活をしているので、家に帰る頃には23時になっていたりします。
さらに、YouTubeで動画投稿もしているので、毎日動画を撮っていて、夜寝るのが遅くなってしまうことが多いですね。
また、まだまだ人前に立って話すのが苦手なので、もっと考えていることをきちんと話せるような選手になりたいと思っています。
焼き鳥:僕は、学業とプロゲーマーの両立が大変だと思っています。
「クラロワ」の練習と大学の勉強でほとんどの時間を使っているので、「クラロワ」以外のやりたいことをする時間が少ないのは、少しストレスに感じることがあります。
大学生になってから出来た友達から「遊びに行こう」と誘われても、「クラロワ」の練習を理由に断っているので、大学の人間関係も大切にしたいと思うことはありますね。
でも、プロゲーマーは、自分で決めて始めたことなので、大変だとは言っていられないですし、覚悟を決めて「クラロワ」の練習に励んでいます。
Oz:僕も、大学の勉強とプロゲーマーの両立が大変ですね。
僕は、大学の中でも、特にテストやレポートが多く、忙しいと言われている化学科に通っています。そのため、大学の友達からも、「どうやったら大学の勉強以外の時間を作れるのか」と言われることが多いです。
また、「クラロワ」の練習も、チームメンバーよりも出来ていなかったり、海外遠征にも行けなかったりすることもあり、チームメンバーにすごく迷惑をかけていて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも、プロゲーマーになると決めたからには、効率的に大学の勉強とプロゲーマーを両立していきたいですし、一度決めたことは曲げたくない性格なので、やり遂げたいと思っています。
だに:僕は、今まで人前に立って話すことがあまりなかったので、インタビューなどがまだ慣れていなくて大変だと思っています。
1stシーズンの悔しい思いが、2ndシーズンの飛躍につながる

── 「プロリーグ」1stシーズンの感想を教えてください。
けんつめし:1stシーズンは、全勝することを掲げてやっていたので、負けてしまった時は本当に悔しかったです。
周囲の人たちは、チームメンバーの顔ぶれを見て、優勝候補と言ってくれたこともあったので、期待に応えられなかったのは本当に申し訳ないと思いました。
負けから学ぶことが多かった1stシーズンだったと思います。
RAD:1stシーズンは、本当に悔しかったです。
「ワイルドカード」※22トーナメントには出場出来たものの、「プレイオフ」※23に出場出来ないという結果になるとは思っていなかった、というのが本音です。
今思い返しても、「あの時こうしていれば良かった」という後悔や反省点がたくさん浮かんできます。
それをふまえて、自分の反省点、チームの反省点を見つめて修正し、2ndシーズンでは後悔しないように戦っていきたいと思っています。(2018年8月3日時点)
焼き鳥:1stシーズンは、後悔しないようにやろうと心に決めていました。
でも、終わってみると、後悔する部分もたくさんありました。
2ndシーズンは、後悔しないように全力で取り組んでいきたいと思っています。
Oz:僕は、チームメンバーの中で一番知名度が低い選手なので、一番化けてチームの起爆剤になるくらいの活躍をしなければいけないと思っていました。
でも、良い結果を残すことが出来なくて、チームに貢献できなかったことが本当に悔しかったです。
僕は、「FAV gaming」に入って、本当に嬉しいですし、毎日楽しく良い刺激をもらえているのですが、楽しかっただけでは終わりたくないと思っています。
せっかくこのチームメンバーと組めているので、チームとして良い結果がほしいです。
2ndシーズンでは、僕の持てる全てを出し切って、チームを勝ちに導きたいと思っています。
だに:1stシーズンは、途中からの選手登録だったこともあり、個人として勝てなかったことがとても悔しかったです。チームメンバーにも申し訳ないと思っています。
2ndシーズンでは、しっかり準備をして、チームに貢献出来るようにしていきたいと思います。
── チームメンバーは、どんなキャラクターですか?
けんつめし:「RAD」選手は、プレイスキルでチームメンバーを引っ張ってくれるエース的存在なので、一番頼りになります。
「焼き鳥」選手は、僕たちの中で一番長く「クラロワ」をやっていて、誰よりも上手いと思います。あとは、試合で緊張せず、自分の力を発揮することが出来てば勝てると思います。
「Oz」選手は、チームメンバーの中で最年長なので、みんなの兄貴分のようなところがあります。また、プロゲーマーと大学の勉強で忙しくて大変な中でも、明るく楽しい性格なので、チームのムードメーカー的な存在です。
「だに」選手は、物静かですが、意識の高い選手で、考えていることをしっかり言ってくれるので、助かっています。また、僕が深夜に「クラロワ」を開いても、練習しているのが「だに」選手で、影で一番努力している選手だと思います。
── 「けんつめし」選手は、どんなキャプテンですか?
焼き鳥:「けんつめし」選手は、キャプテンとしてチームの大黒柱的な存在になっていると思います。明るい性格なので、たまにボケてくることもあります(笑)。
練習とプライベートの切り替えがしっかりしているキャプテンだと思いますね。
── チームメンバーで集まる時は、どのくらい練習をしているのでしょうか?
けんつめし:チームメンバーでの練習は、毎日18時から22時までと決めています。僕は、プロゲーマー専業なので、13時頃から18時頃までは個人練習をしています。
毎回練習メニューは違っていて、チーム内でフレンドバトルをしたり、チームメンバーと次の試合の作戦を話し合ったりしながら練習していますね。
── 「RAD」選手と「焼き鳥」選手は、ベスト2V2ペア※24に選ばれましたね。感想を教えてください。
RAD:とても嬉しかったです!
1stシーズンの序盤から中盤まで5連勝できた時に、シーズン中は無敗で「プレイオフ」までいけたらいいなと思っていました。
でも、いくつかの試合で負けてしまったので、悔しかったですね。
焼き鳥:1stシーズンで、ベスト2V2ペアに選ばれているからこそ、協力バトル※25の練習に力が入りますし、2ndシーズンでもベスト2V2ペアに選ばれたいと思います。
── 協力バトルの連携は、どのようにして出来上がっていったのでしょうか?
けんつめし:実は、2人のセンスです(笑)。
RAD:特別戦略を練ってやっているようなことはなく、チーム練習や「焼き鳥」選手と2人で集まった時に、協力バトルのマルチプレイで練習するくらいです。試合の中で成長していっている感覚に近いと思います(笑)。
僕と「焼き鳥」選手は、デッキを使うスタイルが似ていて、すごくやりやすいパートナーですね。同い年ですし、意見もすごく言いやすいので、遠慮なくやっていけるのも、ベスト2V2ペアに選ばれた要因だったのかもしれません。
焼き鳥:僕と「RAD」選手は、試合中は最低限のコミュニケーションくらいです。デッキの使い方が似ているので、本当にやりやすいですね。

── これまでに、喧嘩や意見がぶつかったことはありましたか?
けんつめし:チームメンバー内で、喧嘩や意見がぶつかったことはないです。
ただ、僕たちは、仲が良いがゆえに、練習中にたるんでいることがあり、監督から厳しいお言葉をいただいたことはありました(苦笑)。
もっとチームメンバーに対してライバル意識を持って、切磋琢磨していきたいと思います。
── チームを始めた当初は、どんなチームにしたいと思っていましたか?
けんつめし:「FAV gaming」は、4ヶ月間、試合に出場すること楽しんで、勝てるチームにしていこうとやってきました。
やはり試合が始まると、緊張して本来の力が発揮出来なくなることもあるので、みんなで試合を楽しんでいくことは、これからも継続していきたいですね。
── チームの強みは?
けんつめし:チームの強みは、みんな上手いことだと思います。
個々のプレイスキルは、どのチームよりも高いと思うので、活かしきることができれば、世界一も狙えると思っています。
また、「クラロワ」で結果を残してきた有名な選手が揃っていると思うので、知名度を活かしたパフォーマンスができればと思います。
── 逆に、チームの弱みはありますか?
けんつめし:僕以外は専業プロゲーマーではないので、練習時間が少ないのが弱みだと思います。限られた練習時間を有効活用して、他のチームに負けないチームにしていきたいです。
また、お互いに遠慮している部分もあると思うので、試合で勝つためにも、より良い意見を出しあって、より強いチームにしていきたいと思います。
── 大会で勝つために大切だと思っていることはありますか?
けんつめし:たくさん練習をして、練習したことを試合でも活かし切ることです。
負けた時に後悔が残っているのは、まだ個人としてもチームとしても、練習が足りていなかったのだと思っています。
もちろん、試合で勝ち星を上げることが一番大切ですが、自分の持てる力を100%注ぎ込んでも勝てなかった時は、自然と涙が溢れてくるので、そのくらい全力で試合に挑みたいですね。
── プロゲーマーになって4ヶ月が経ちましたが、印象に残っていることを教えてください。
けんつめし:僕は、「第18回アジア競技大会」の日本代表予選で、ベスト4に「FAV gaming」の僕と「RAD」選手と「だに」選手が入ったことが印象に残っています。
チームメンバー3人がベスト4に入ることが出来たので、個々の力は十分にあるのだと確信しましたね。
さらに、「第18回アジア競技大会」の日本代表予選の決勝では、僕と「RAD」選手が戦うことになりました。2017年の「日本一決定戦」5月大会以来の公式試合の場で、僕が勝つことが出来たのは嬉しかったです。
日本代表予選で優勝した後は、東アジア代表予選で海外選手に挑戦することができました。
とは言え、結果としては東アジア代表選手になることは出来なかったので、まだまだ世界の壁を感じました。
RAD:僕は、韓国遠征が印象に残っています。
韓国遠征では、「だに」選手と同じ部屋だったので、2人で夜にSNS映えしそうなスポットに遊びに出かけて、写真を撮ったりしていました(笑)。
焼き鳥:僕は、「プロリーグ」で初めて海外に行けたことが嬉しかったです。特に、韓国は、日本に近い感じがして、過ごしやすかったですね。
Oz:僕は、世界のチームと対等に戦えることに興奮しました。日本を出て海外で戦うことに新鮮みを感じましたし、気持ちの面でも「FAV gaming」が海外の強豪チームに勝たなければいけないという闘争心が芽生えました。
だに:僕は、韓国の試合会場が豪華だったのが印象的でした。一番緊張感がありましたね。
また、僕も韓国遠征の時に「RAD」選手と夜に遊びに出かけたのが、とても楽しかったです。
── ライバルだと思っているチームを教えてください。
けんつめし:ライバルは、「PONOS Sports」です。
特別選手として、「FAV gaming」には僕と「RAD」選手が、「PONOS Sports」には「みかん坊や」選手※26と「フチ」選手が所属しました。選手の人気、個人の成績、ともに、イーブンだと思っています。
視聴者のみなさんが楽しみにしているのも、「FAV gaming」と「PONOS Sports」の対決だと思うので、負けられないなと思います。
── 「FAV gaming」のどういうところに注目してもらいたいですか?
けんつめし:チームメンバーが楽しんで試合をしている姿を見てもらいたいですね。
特に、協力バトルは、「RAD」選手と「焼き鳥」選手が楽しんでやっていると思います。毎回違うウイニングポーズも見どころですね。
── 「プロリーグ」2ndシーズンの意気込みをお願いします。
けんつめし:2ndシーズンは、全勝して優勝を勝ち取りたいです。
優勝するための練習方法を逆算して考え、今できることを精一杯やっていきたいと思います。
チームに貢献するやり方はいろいろあると思うので、2ndシーズンでは、勝つために何が出来るのかを1人1人が考え、楽しい中でも厳しくやっていきたいですね。
── 「クラロワ」やゲームを通して、成長したことを教えてください。
けんつめし:僕は、「クラロワ」を通して、若い人から大人まで、たくさんの人に出会えることが出来ました。
社会人の中でも、いろいろな業種のいろいろな役割の人とお会いすることができ、一般的な社会人になるよりも、成長できていると思います。
RAD:僕も、いろいろな人と関わることで、礼儀や考え方を学び成長出来たと思っています。
10代では考えられないようなアドバイスを大人の方々にもらうことが出来ているので、僕も少しは大人になれてきているかな、と思います。
焼き鳥:僕は、人前に立って話すことが多くなったので、コミュニケーション能力が上がったように思います。
また、人から見られる職業なので、身だしなみにも気を使うようになりましたね(笑)。
Oz:プロゲーマーという立場なので、言動には気をつけるようになりました。
大学生の飲み会などの場でも、もしかしたら僕の言動が見られているかもしれません。僕が大騒ぎしてしまうと、チームに迷惑がかかるかもしれないので、しっかりしていきたいと考えるようになりました。
だに:人と関わることが増え、いろいろな意見をもらえるようになりました。
その意見を自分に取り入れることが出来るようになったことが、成長した所だと思います。
── プロゲーマーとして果たす役割は、どんなものだと考えていますか?
けんつめし:僕はプロゲーマーになる時に、両親にすごく反対されました。
両親には「プロゲーマーは成功した事例がほとんどないのに、どうやって生計を立てていくのか」という話になった時に、始めは言い返せる言葉がありませんでした。
その後いろいろと考えた結果、僕は「プロゲーマーの見本になってくる」という話をして、どうにかプロゲーマーになることを許してもらいました。
なので、僕は、みんながプロゲーマーになるためのロールモデルになれればいいなと考えています。
ゲームが上手いという才能を持っている人たちが輝ける世界を作るために、僕がプロゲーマーを続けて、eスポーツ業界を引っ張っていきたいと思っています。
RAD:プロゲーマーとして、ゲームが悪いというイメージを払拭できたらいいなと思います。
親が子供に対して、頭ごなしにゲームを反対することなく、ゲームでも部活動のように何かを学んでいけるという認識を持ってもらいたいと思いますね。
プロゲーマーの僕たちが活躍して良い結果を残すことができれば、ニュースになって親の世代の人たちも見てくれると思います。そのためにも、たくさん良い結果を残して、ゲームも良いものだと伝えていきたいと思います。
焼き鳥:プロゲーマーは、まだ世間的に認められていない部分が多くあると思います。僕たちプロゲーマーが活躍して、いろいろなメディアに出演することによって、ゲームでも人に感動を与えられること、価値があることを伝えていきたいです。
Oz:僕も、世間一般のゲームに対する悪いイメージを払拭していきたいと思います。
ゲームを極めている人がかっこいいなと思える世界にしていきたいです。
だに:プロゲーマーとしては、まずは僕自身が良い結果をだして、世間から認めてもらえるようになりたいです。
また、プロゲーマーがスポーツ選手と同じように、憧れの存在になれるようにしていきたいと思います。
── 将来の夢を教えてください。
けんつめし:僕は、eスポーツが学校の教科書に載ることがあれば、僕が選手として載れるくらいの人になりたいです。
RAD:僕は、「プロリーグ」の世界大会で優勝したいです。その後は、ゲーム関係の仕事に就いていけたらと考えています。
焼き鳥:僕も、ゲームが好きなので、ゲーム関係の仕事を続けていけたら良いなと思っています。
Oz:僕は、プロゲーマーに限らず、大学の勉強や今までやってきたスポーツなど、いろいろな業種を極めて、全部語れる人間になりたいです。人生一度きりなので、興味のあることは、全部経験したいという気持ちで生きています。
だに:僕は、将来の夢はまだ具体的に考えていないのですが、ゲームや自分の好きなことを職業にできればいいなと思います。
プロリーグに参戦中のチームインタビュー 一覧
- 「PONOS Sports」インタビュー
- 「DetonatioN Gaming」インタビュー
- 「GameWith」所属「アマテラス」選手インタビュー
- 「GameWith」所属「ユイヒイロ」選手インタビュー
- 「GameWith」所属「KK19212」選手インタビュー
- 「GameWith」所属「shun」選手インタビュー
- 「GameWith」所属「ZEROS」選手インタビュー

※1 クラロワリーグ アジア:フィンランドのSupercell社が主催するプロゲーマーのみのリーグ戦。
※2 クラロワ 日本一決定戦:2017年5月から10月にかけて、フィンランドのSupercell社が主催したポイント制の日本人の個人競技と、その上位8名による11月に開催された決勝トーナメントのこと。上位2名は「クラロワ世界一決定戦」に出場した。(「クラロワ世界一決定戦」は後述)
※3 Clash Asia Crown Cup 2017:2017年にアジア圏にて開催された「クラロワ」の大会。日本からは4名の選手が招待された。
※4 第18回アジア競技大会:2018年8月にインドネシア・ジャカルタで開催されるアジア・オリンピック評議会(OCA)主催の大会。
※5 闘会議2018 クラロワ日韓戦:株式会社Gzブレインが主催した闘会議2018内で開催された、日本代表の3名と韓国代表の3名の団体戦。
※6 トロフィー:勝敗によって振り分けられる出来るポイント。対戦勝てば、トロフィーが増え、負けると減る。
※7 天界:「クラロワ」のゲーム内でトロフィが6400を超えたプレイヤーに贈られる称号のこと。
※8 1000人大会:「クラロワ」内のゲームモードの一つ。1000人まで大会に入ることができ、1時間の間に多くポイントを集めた人が勝者となるチャレンジモード。
※9 クラロワ 世界一決定戦:2017年12月にフィンランドのSupercell社が主催した各国から集まった16名によるトーナメント戦。日本からは2名が出場した。
※10 MMORPG:大規模人数で同時に参加が出来るオンラインRPG。(RPGについては後述)
※11 RPG:参加者が各自に割り当てられたキャラクターを操作し、架空の状況下で与えられた試練を乗り越えて目的の達成を目指すゲーム。
※12 クラッシュ・オブ・クラン:フィンランドのSupercell社が開発・運営している、オンラインストラテジーゲーム。
※13 フレンドバトル:ゲーム内でフレンドになった人やクランメンバーと1対1での対戦ができる。お互いのカードレベルは、規定値に揃えられる。
※14 クラン:「クラロワ」内の最大50名が入ることが可能なコミュニティ。
※15 JACKさん:「クラロワ」内の世界ランキングで、日本人で初めて世界一を取ったプレイヤー。
※16 GameWith:株式会社GameWithが運営する日本のプロゲーミングチーム。
※17 ZEROS選手:「クラロワ」で、「GameWith」に所属しているプロゲーマー。2017年に開催された日本一決定戦では3位。
※18 PONOS Sports:ポノス株式会社が運営する日本のプロゲーミングチーム。
※19 フチ選手:「プロリーグ」で、「PONOS Sports」に所属しているプロゲーマー。2017年の日本一決定戦では優勝。
※20 ユイヒイロ選手:「プロリーグ」で、「GameWith」に所属しているプロゲーマー。
※21 20勝チャレンジ:「クラロワ」内のゲームモードの一つ。1000人まで大会に入ることができ、1時間の間に多くポイントを集めた人が勝者となるチャレンジモード。
※22 ワイルドカード:「クラロワリーグ アジア」のシーズン終了後に行われた日本、韓国、東南アジアの上位1チーム以外の上位4チームのトーナメント戦。トーナメントで優勝した1チームは、プレイオフに進出が出来る。
※23 プレイオフ:「クラロワリーグ アジア」のシーズン終了後に行われた日本、韓国、東南アジアの上位1チームと、ワイルドカードで勝ち上がった1チームによるステップラダー形式のトーナメント戦。ステップラダー形式とは、下位の2チームから戦い、勝ったほうが上位の1チームと戦うことを繰り返し行い、最終的に勝者が優勝となる形式のこと。
※24 ベスト2V2ペア:「プロリーグ」1stシーズンを通して、協力バトルの勝ち数が一番多かったペアに贈られた賞。(協力バトルについては後述)
※25 協力バトル:「クラロワ」内のゲームモードの一つ。2対2のバトルが出来る。
※26 みかん坊や:「プロリーグ」で、「PONOS Sports」に所属しているプロゲーマー。2017年の日本一決定戦では5位タイ。
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